出版社内容情報
皆さんはAI(エーアイ=人工知能)という言葉をご存じですか?
詳しく知らなくても、聞いたことはあるのではないでしょうか。
最近はテレビや新聞で、毎日のようにAIについてのニュースが出てきます。
この言葉は、英語のArtifi cial Intelligence の頭文字をとっています。
本書では読者の皆さんとともに、AIによって改変される超高齢社会を本書でご一緒に考えてみたいと思います
AIは人間の知性とは異質の知性を持ちます。
医療従事者は異質の知性であるAIと共存しながら、より良い医療や介護の実現を目指していかなければなりません。
その第一歩として、患者さんにAI医療についてご理解いただくために本書を執筆しました。
AIの基本的な仕組み、AI医療の現実、そして将来について、できるだけわかりやすく書いたつもりです。
参考にしていただければ幸いです。
【目次】
はじめに
プロローグ 近未来のAI医療
第1章 そもそもAIって何?
第2章 AI医療が変える高齢社会
第3章 進化するAI医療の今
第4章 地域医療とデジタルによる健康管理
エピローグ AIと医師が役割分担する時代へ
おわりに
内容説明
AI(人工知能)が、超高齢社会を救う!?あらゆる医療シーンを急速に刷新する「AI医療革命」の正しい知識が丸ごとわかる。手術用ロボット、オンライン診療…検査、治療から介護まで。
目次
プロローグ 近未来のAI医療
第1章 そもそもAIって何?(私たちの暮らしの中で活躍するAI;今は第3次のAIブーム ほか)
第2章 AI医療が変える高齢社会(日本は3人に1人が高齢者の時代;医療スタッフも介護スタッフも人手不足 ほか)
第3章 進化するAI医療の今(手術ロボット「ダ・ヴィンチ」の普及;「ダ・ヴィンチ」が普及した理由とは? ほか)
第4章 地域医療とデジタルによる健康管理(デジタルによる健康管理(ヘルスケア)で健康寿命を延ばす
スマートウォッチで健康管理 ほか)
エピローグ AIと医師が役割分担する時代へ
著者等紹介
小林直哉[コバヤシナオヤ]
岡山西大寺病院理事長。病気の根本を細胞レベルから考える、発生再生医学に基づいた実践医学を提唱している臨床医。1987年、岡山大学医学部卒業。1992年、岡山大学大学院医学研究科修了(医学博士)。現・岡山大学医学部臨床教授。岡山大学病院特定認定再生医療等委員会の外部見識者委員。岡山大学医学部外科学第一講座を経て、米国ネブラスカ州立医療センターにて臓器移植や再生医療に従事。分裂の停止した成熟細胞を増殖させるという不死化の研究に取り組み(2000年に『Science』、2014年には『Nature Biotechnology』へ発表)、臨床では大腸がんを増やす元であるがん幹細胞の分離培養に成功。異常な分裂を続けるがん細胞の増殖をいかに制御させるかという研究に従事した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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