出版社内容情報
広告関連会社に勤務する25歳の瀬戸若葉は
結婚を間近に控え、体調の悪化に気付き始める。
知人の医師に甲状腺疾患の疑いを指摘され、
長期にわたるバセドウの治療に臨むことになる。
バセドウ病を治療しながらの仕事、
親族との確執、そして妊娠、出産……
気づきにくい甲状腺の病気を
どう乗り越え、克服し、付き合っていくか。
現役甲状腺専門医が描く、感動の医療小説。
内容説明
結婚間近の若葉は、体の不調を感じていた。そして挙式後に専門医の検査を受け、「バセドウ病」と診断される。家族、仕事、出産、未来…病気とともに強くしなやかに生きるために、悩み、考えながら、若葉が導き出すいくつもの答えとは―。甲状腺専門医による愛と勇気と感動に満ちた医療小説。
著者等紹介
山内泰介[ヤマウチタイスケ]
医療法人山内クリニック理事長。伊藤病院(東京都渋谷区)非常勤。日本甲状腺学会認定専門医、日本外科学会外科専門医、内分泌外科専門医。愛媛大学医学部卒業後、野口病院(大分県別府市)、東京女子医科大学内分泌外科(当時)、伊藤病院で内科・外科を問わず甲状腺の総合診療にあたる。1994年に山内クリニックを埼玉県川口市に開設。2012年には甲状腺診療の医療水準を上げるため、甲状腺疾患専門クリニックとして埼玉県さいたま市(大宮)に移転するとともに、埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)内分泌・糖尿病内科客員准教授を兼任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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