出版社内容情報
「日帰り白内障手術」の最前線で活躍して30余年――
今、忘れ得ぬ家族たちの思い出を胸に、来し方をふりかえる。
時は1970年代初頭。
父が開業した町の眼科医院を盛り立てるべく
アメリカへの留学を果たした著者は、
彼の地の医学・医療のレベルの高さと、
生活文化の豊かさに魅了されてしまう。
実力次第で世界レベルの可能性が拓けるアメリカに残るのか?
それとも家族全員で支えてきたクリニックへと戻り「約束」を果たすのか?
一青年医の葛藤劇が小さな家庭に呼んだ嵐はまた、
戦後の日本全体に吹き荒れた大嵐でもあった……
付章として、日本の眼科臨床教育への体験的提言も収録。
内容説明
時は1970年代初頭。父が開業した町の眼科医院を盛り立てるべく、アメリカへの留学を果たした著者は、彼の地の医学・医療のレベルの高さと、生活文化の豊かさに魅了されてしまう。実力次第で世界レベルの可能性が拓けるアメリカに残るのか?それとも家族全員で支えてきたクリニックへと戻り「約束」を果たすのか?一青年医の葛藤劇が小さな家庭に呼んだ嵐はまた、戦後の日本全体に吹き荒れた大嵐でもあった…付章として、日本の眼科臨床教育への体験的提言も収録。
目次
第1章 眼科医の家に生まれて
第2章 大学激動期に眼科医を目指す
第3章 大きく成長させてくれたアメリカ留学
第4章 帰国後の葛藤の日々
第5章 慶應義塾大学講師から国立東京第二病院医長へ
第6章 約束の開業そして家族との別れ
付章 日米の眼科臨床教育の相違
著者等紹介
秋山健一[アキヤマケンイチ]
1941年岩手県陸前高田市生まれ。1966年慶應義塾大学医学部卒業、1970年米国南カロライナ州立医科大学留学、1974年米国眼科専門医認定、1976年医学博士号取得、1979年慶應義塾大学眼科講師、1983年国立東京第二病院眼科医長、1983年日本眼科学会専門医認定、1992年秋山眼科医院院長、2016年秋山眼科医院名誉院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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