出版社内容情報
信田 広晶[シノダ ヒロアキ]
内容説明
ホリスティック医療で心がスーッと軽くなる。ドラマチックな症例を多数紹介。今までの治療で良くならなかったあなたへ。副作用や依存症が心配なあなたへ。一日も早く社会復帰したいあなたへ。もう薬漬け医療は不要です。
目次
プロローグ 「治す治療」を実践しなければならない
第1部 「心に響く医療」が「治る力」をはぐくむ(いままでの治療に足りないもの;薬漬け医療は、なぜ起きたのか?;なぜ、ホリスティック医療なのか?;仕事に復帰するための「リワークプログラム」;ドクター選びのポイント)
第2部 症例で見る心の病気の治し方(うつ病;双極性障害(2型)
パニック障害
社交不安障害
強迫性障害
睡眠障害
発達障害(アスペルガー症候群・注意欠陥多動性障害(ADHD))
エピローグ 言霊の力を信じて
著者等紹介
信田広晶[シノダヒロアキ]
医療法人社団心癒会しのだの森ホスピタル理事長・院長。日本精神神経学会認定精神科専門医。千葉県出身。東邦大学医学部卒業後、東京女子医大病院精神神経科、武蔵野赤十字病院心療内科などを経て、しのだの森ホスピタル理事長・院長に就任。ホリスティック医療を実践しており、薬物治療などの西洋医学だけに偏ることなく、各種心理療法、自然療法、音楽療法、東洋医学など多角的なアプローチで、その人にあった治療メニューを個別に提案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
5
とても読みやすい本。病院選び全盛選びがとても大切。2016/10/01
たか
4
再読。うつはやはり薬物療法だけでは治らない…。心理療法が大切。メンタル疾患は、目に見えず数値化出来ないので、とても診断が難しい。それ故、医師、病院選びがとても重要となる。診断を間違えば、下手をすると一生寛解しない可能性もある。2018/12/18
ブルーツ・リー
1
いや、いいですよ、言っている事は、非常に良く分かります。はい。 精神科に足りていないものは、心を扱うはずの病院なのに、ひたすら症状を尋ねて正確な病名を確定させ、確定してしまえば、あとは投薬、投薬。というのが、残念ながら、現代の精神科病院の在り方。 そういう意味で、全般的に患者を診てくれる、という点では共感できたのだけれど…。 表紙もそうだし、ホリスティックとか言われると、なんだか胡散臭い新興宗教にでも乗せられているような気分になってくるのも事実。 単純に今の医療に足りない点を補う、ではダメなんでしょうか?2020/02/22
スターファースト
0
うつ病、パニック障害、強迫性障害、睡眠障害などの様々な事例やパターンを挙げ、それに至るまでの原因どう回復していったかが書かれている。特に患者本人からの説明をもとに診療を行う精神科では判断が難しく、誤診になることもある。それが無駄な薬漬けを招く。 またそれぞれの事例を読んでいると、本人の思い込みによるケースも多く見受けられ、周囲と同じでなくてはいけない、他人に迷惑かけられないという重圧から自分を苦しめてしまっている。これも確実に右習え教育が原因のように感じてしまう。だからこそ第三者の冷静な分析は必要だ。2017/07/26
なつな
0
心の病気がなかなか治らない、現在の治療に違和感を覚えている人向け。本のデザインや文体があたたかくて、なんだか癒されました。2020/02/22
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- 和書
- iPS細胞物語