出版社内容情報
※まえがき
【第1章】催眠の概要と定義
●催眠は信頼という枠の中で行われる
●人間関係はどちらからでも断ち切ることができる
●催眠に導くために必要な信頼関係とは
●催眠形成のために不可欠な一点集中の法則
●アクの強い誘導スタイルは成功率を下げる
●無意識の社交辞令―状況判断の深鋭とは
●想像以上に鋭い潜在意識の計算
●暗示の長時間にわたる持続は状況判断の深鋭と催眠関係の強さ
●起きた現象は同じでも力動源が違う
●催眠術はどこまで悪用できるのか
●催眠術で異性の恋愛感情はコントロールできるのか
●力動源が変わる暗示の与え方
●意識が内側に向いた催眠状態ではイメージに臨場感が出る
【第2章】催眠状態を作り出すための基礎知識
●ナンシー学派とエミール・クーエ
●誘導をスムーズにするために催眠深度を頭に入れておく
●催眠を作り出すためにもっとも重要な基盤暗示
●この暗示技法を身に着けたら催眠は手に入れたも同然
●呪の暗示で心の病気になった女性
●偽物の薬と権威のある医師
●直接暗示と間接暗示は状況によって使い分ける
●そのほかの間接暗示とアナログマーキング
【第3章】催眠状態へ導く方法
●精神統一ができる環境をつくる
●催眠に入りやすい姿勢
●面接時のポジションと心掛け
●被暗示性テストは暗示感受性を高めるステップ
●観念運動の成功率は条件付けにかかっている
●等質性被暗示性亢進と異質性被暗示性亢進
●カタレプシー能力を確認する手の絡み合いテスト
●プロは保険をかけておく
●催眠導入は暗示文を読み上げるだけのパフォーマンスではない
●催眠へ導く瞬間―インダクション・ワーク
●プロとしての成功率をあげるために
●催眠を深化させる技術を身につける
●大切なのはその人の性質ではなくその瞬間の心境
●催眠を成功させるための重要な作業とは
●催眠を解除する覚醒法
●催眠を解くときに気をつけなければいけないこと
【第4章】自己催眠の指導
●誘導された催眠状態と自己催眠状態は根本的に違う
●自己催眠状態にリラックスが必要な理由
●自己催眠の代表作シュルツ博士の自律訓練法
●ジェイコブソンの漸進的弛緩法
●白隠禅師の軟酥鴨卵の法
●画期的な自己催眠法―意識野のコントロール
●身体に影響を与える暗示の力
●潜在意識の中にはアイディアが溢れている
【第5章】催眠療法の実際
●催眠の暗示だけでは根本的な解決はできない
●催眠術ショーの健忘暗示と催眠療法の健忘暗示
●催眠の感覚操作では麻酔なしの手術も可能
●事件解決の糸口にもなる―逆行催眠
●変形したトラウマの意識化―年齢退行
●年齢退行の不合理な点と危険性
●年齢進行で願望は達成できるのか
●本当はとても危険な催眠での前世療法
●イメージと感情の結びつき
●指の反応と交信する観念運動応答法
●ルクロンの振り子応答法
●自動書記による精神分析
●ジグムント・フロイトの業績と精神分析
●動かない足がカタルシスによって動き出した
●フロイトが考案した自由連想法
●自由連想法からの気づき
●催眠特有の心理療法―メンタル・リハーサル
●心理セラピストにとってもっとも重要なこと
※あとがき
【著者紹介】
1964年、香川県生れ。労災病院勤務心理カウンセラー時代の経験と、長年にわたる催眠の研究と実績により、独自の経営コンサルティングを発足。
催眠心理を活用したコンサルティングは経営不振のショップから中小企業の業績アップに貢献する。
テレビ・バラエティー番組に出演するほか、人気ドラマの監修および技術指導を手がける。
催眠術のかけ方から催眠療法の技術まで、個人の能力に合わせた直接指導は海外からも高く評価されている。
著者に『催眠術のかけ方』『催眠誘導の極意』『催眠術の極め方』『スーパー・ベーシック催眠導入』『催眠恋愛術』『魅惑の催眠恋愛術』現代書林刊、DVD「映像で学ぶ催眠術講座『催眠術のかけ方』『瞬間催眠術』は、決してテレビ等で公開されることのなかった催眠術の裏側を映像化して話題になる。
感想・レビュー
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