内容説明
生まれ故郷を出奔した男の目に植民地・朝鮮は、無限の可能性を秘めて映った。名もなき祖父の語りが、植民者・日本人の生活と内面を浮き彫りにする。
目次
1 朝鮮に渡る
2 古き朝鮮の崩壊
3 「日韓合併」と蜂起
4 朝鮮と「満州」
5 日本の破局
6 追放
葬られぬ植民主義
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sachiko
2
著者は朝鮮に生まれた植民者三世。20歳のころに敗戦を迎えて日本に帰国する。 この本は祖父が朝鮮に渡ってからどこで何をしてきたかを孫である著者に語り聞かせ、それを記録したもの。1972年に出版されたものが斎藤真理子さんの強い希望で去年11月に復刊された。 興味深い内容だった。ものごとはいろいろな立場から見ないといけない。商売をしていたのに朝鮮人とのかかわりがあまり出てこない。ひどいことも平気でしている。この人だけそうだったのかはわからない。仕事も住む場所もしょっちゅう変わる。バイタリティはあったようだ。 2026/02/17
Go Extreme
1
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