内容説明
第二歌集。
目次
１（濡れた朝刊；手はどこで；アンネの薔薇；インナーマッスル）
２（Ｓａｄ Ｓｏｎｇ）
３（暗い日曜日；公園のブックエンド；落寞の）
４（千の習作；ポーチュラカはふかい息する；八月の臓器とサーカス；ピンクとミドリ）
５（たれも憎まず；水無月の小舟；すべては水に還る；Ｓａｄ Ｓｏｎｇ 曲のことの次第）
著者等紹介
窪田政男［クボタマサオ］
１９５５年生まれ。２０１５年第三回黒田和美賞受賞。２０１８年第十一回日本一行詩大賞・新人賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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あや
22
著者は1955年生まれ。月光の会所属。第二歌集。「ねむらない樹」で藤原龍一郎さんが2023年の収穫の歌集として挙げていらっしゃるのを知り手に取る。第一歌集も読んだ。栞文も藤原龍一郎さんが書いていらっしゃる。とくに音楽にまつわる歌に心惹かれる。 命じられ撃つかもしれぬ、撃つだろう弱き者ほど弱き者撃つ／銃後の後、母は笑顔の人となり竹槍を使わぬ人生を／夕餉の灯りひそひそ話が始まるよ、明日誰かが召集される／生命の地図を描いてはにかんで死を超えるための千の習作2024/05/10
