内容説明
1967年に来日、「在日」歴50年。宣教師辞任、離婚、4回の落選、お遍路…「森と湖の国」から「森と海の国」へ。青い目の元国会議員が語る「挫折と希望」のヒストリア。
目次
第1章 ヤーコンヴアーラ村から日本へ(故郷はヤーコンヴアーラ村;故郷を離れる ほか)
第2章 難局に立つ(苦しい別れの挨拶;日本人パートナーを探す ほか)
第3章 青い目の議員誕生(不意の閃き;選挙の助人が現れる ほか)
第4章 国会議員としての一二年間(喜びと感謝と責任感;通らなかった法案 ほか)
第5章 終の棲家(二〇一三年、最後の選挙;鎌倉の「ルオムの家」 ほか)
著者等紹介
ツルネン・マルテイ[ツルネンマルテイ]
弦念丸呈。1940年4月30日、フィンランドの北カレリア地方生まれ。1964年、ヘルシンキ郊外のルーテルカレッジ3年コースを修了。1967年12月、キリスト教会の宣教師として来日。1974年に宣教師を辞職して心機一転、長野県安曇村に転居する。翻訳と英語塾で生計を立てながら、1979年5月、日本に帰化。1992年神奈川県湯河原町町議会議員に当選する。1995年、参議院議員選挙に初めての挑戦。2002年に大橋巨泉議員の辞職に伴って、繰り上げ当選で参議院議員になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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