出版社内容情報
不況でも、高くても、売れるものは売れている。
「不便な黒川温泉に、なぜ客が足を運ぶのか?」「書店らしくない書店がうける理由」――。マーケットは<コロンブスの卵>で溢れている!
「不況でモノが売れない」といわれる。だが一方で、爆発的に売れているモノやサービスはある。
▼「若者は本なんて読まなくなったから書店はダメになる」「この不景気に高級時計なんて売れない」「中高年女性向けのファッション誌なんて成り立たない」……これが今までの常識だった。しかし、新タイプの書店ヴィレッジ・ヴァンガードが売上げを伸ばし、何百万円もする高級時計フランク・ミュラーも売れ、女性誌「VERY」も大成功。既成概念で「ない」といわれたところに、マーケットはあったのだ!
▼著者は語る。「これからは非常識といわれるところにしか、生き残りの道はない」「価格は、製造コストから割り出すのではなく、消費者がいくらなら買うかで決める」「いいものを安くは時代遅れの発想。消費者は、心を豊かにしてくれるもの、ワクワクドキドキできるものを求めている」
▼本書はあらゆるビジネスマンに贈るマーケティング、商品開発、PRの大ヒント集である。
●第1章 不況でも売れるのはなぜか?
●第2章 潜在市場を掘り起こし、宝の山に変えた
●第3章 誰がお金を持っているのか?
●第4章 「ありそうで、なかったもの」に商機は宿る
●第5章 消費者との「コミュニケーション」を再構築せよ
内容説明
不便な黒川温泉に、なぜ客が足を運ぶのか?書店らしくない書店がうける理由。マーケットは、あなたの気づかない「コロンブスの卵」で溢れている。
目次
第1章 不況でも売れるのはなぜか?(不況でも売れるものは売れている;不便でも「時間」を楽しむ人が増えている ほか)
第2章 潜在市場を掘り起こし、宝の山に変えた(高く売れる「新しいマーケット」を創造する;限定四〇個のバッグを“賞味期限”付きで売る ほか)
第3章 誰がお金を持っているのか?(失業率二ケタ!―若者は職もお金もない;売れない若者市場で売れているもの ほか)
第4章 「ありそうで、なかったもの」に商機は宿る(酸素が欲しい;それはペンなのか健康器具なのか? ほか)
第5章 消費者との「コミュニケーション」を再構築せよ(従業員に求めるのは「ユーモアのセンス」;一見雑貨屋のような遊べる書店 ほか)
著者等紹介
川北義則[カワキタヨシノリ]
1935年大阪生まれ。1958年慶応義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任。1977年退社、日本クリエート社を設立する。現在、出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として、新聞、月刊誌、週刊誌などに連載
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感想・レビュー
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