「ない」といわれたところに市場はあった!―なぜ売れるのか?気がつかなかったこの着眼点

電子版価格
¥1,100
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

「ない」といわれたところに市場はあった!―なぜ売れるのか?気がつかなかったこの着眼点

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569630892
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

不況でも、高くても、売れるものは売れている。

「不便な黒川温泉に、なぜ客が足を運ぶのか?」「書店らしくない書店がうける理由」――。マーケットは<コロンブスの卵>で溢れている!

「不況でモノが売れない」といわれる。だが一方で、爆発的に売れているモノやサービスはある。

▼「若者は本なんて読まなくなったから書店はダメになる」「この不景気に高級時計なんて売れない」「中高年女性向けのファッション誌なんて成り立たない」……これが今までの常識だった。しかし、新タイプの書店ヴィレッジ・ヴァンガードが売上げを伸ばし、何百万円もする高級時計フランク・ミュラーも売れ、女性誌「VERY」も大成功。既成概念で「ない」といわれたところに、マーケットはあったのだ!

▼著者は語る。「これからは非常識といわれるところにしか、生き残りの道はない」「価格は、製造コストから割り出すのではなく、消費者がいくらなら買うかで決める」「いいものを安くは時代遅れの発想。消費者は、心を豊かにしてくれるもの、ワクワクドキドキできるものを求めている」

▼本書はあらゆるビジネスマンに贈るマーケティング、商品開発、PRの大ヒント集である。

●第1章 不況でも売れるのはなぜか? 
●第2章 潜在市場を掘り起こし、宝の山に変えた 
●第3章 誰がお金を持っているのか? 
●第4章 「ありそうで、なかったもの」に商機は宿る 
●第5章 消費者との「コミュニケーション」を再構築せよ

内容説明

不便な黒川温泉に、なぜ客が足を運ぶのか?書店らしくない書店がうける理由。マーケットは、あなたの気づかない「コロンブスの卵」で溢れている。

目次

第1章 不況でも売れるのはなぜか?(不況でも売れるものは売れている;不便でも「時間」を楽しむ人が増えている ほか)
第2章 潜在市場を掘り起こし、宝の山に変えた(高く売れる「新しいマーケット」を創造する;限定四〇個のバッグを“賞味期限”付きで売る ほか)
第3章 誰がお金を持っているのか?(失業率二ケタ!―若者は職もお金もない;売れない若者市場で売れているもの ほか)
第4章 「ありそうで、なかったもの」に商機は宿る(酸素が欲しい;それはペンなのか健康器具なのか? ほか)
第5章 消費者との「コミュニケーション」を再構築せよ(従業員に求めるのは「ユーモアのセンス」;一見雑貨屋のような遊べる書店 ほか)

著者等紹介

川北義則[カワキタヨシノリ]
1935年大阪生まれ。1958年慶応義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任。1977年退社、日本クリエート社を設立する。現在、出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として、新聞、月刊誌、週刊誌などに連載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
現在は昔ほどにお金に余裕があるという人が多くはない。だからこそ、消費するときにもその対象をよく選んでから行動に移している。昔通りの方法をそのまま続けたとしても、それが受け入れられる保証はない。時代に合わせて消費の対称として選ばれるように変化させていくことが重要になる。2015/06/27

ユウユウ

4
“今でも結構あてはまる?”2023/05/23

Humbaba

1
取り扱う商品によって、必要とする顧客数はことなる。高級品であれば、その数は想像よりもずっと少なくて良い。それほど多くの人が欲しないものであっても、今まで世に出ていないものであれば、高くてもほしいという人は出てくる。その人の心をしっかりと掴むことができれば、数は多くなくとも市場が確保できる。2013/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/983140
  • ご注意事項