内容説明
人の業が生み出す匂いのするこの港町で、日陰を歩かざるを得なかった者たちの物語。
著者等紹介
八木澤高明[ヤギサワタカアキ]
1972年、横浜市生まれ。写真週刊誌専属カメラマンを経て、2004年よりフリー。アジアにおける左翼ゲリラ組織の盛衰を描いた『マオキッズ毛沢東のこどもたちを巡る旅』(小学館)で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みや
9
港町・横浜を舞台にした短篇7作収録。幕末の開港を機に、急激な変貌を遂げた漁村ならではの物語。流入した異人・商人、船乗り・港湾人足、進駐軍、彼らを相手に春を鬻ぐ女たち。そんな雑多な者たちにより形成された横浜文化を堪能できる。小説なればこそ、記録に残りにくい市井の人々の生きざまが臭気まで帯びて伝わってくる。近代化を支えた薄幸の少女の健気さに胸が痛む『煉瓦女工』(小池富美子)、極貧と絶望のなかで被差別民の実直さに一筋の光を見出す『土堤』(永山則夫)など、いずれも読み応えある作品群。2026/02/18
けえこ
6
現在では隠匿しておきたい横浜の負の歴史。 永山則夫の作品はノンフィクションなのか。 2018/10/07
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