シリーズ紙礫<br> 図書館情調―Library & Librarian

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シリーズ紙礫
図書館情調―Library & Librarian

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774406350
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0095

内容説明

『図書館文学』傑作撰。

著者等紹介

日比嘉高[ヒビヨシタカ]
名古屋市出身。金沢大学文学部卒、筑波大学大学院文芸・言語研究科修了。博士(文学)。筑波大学文芸・言語学系助手、京都教育大学教育学部講師、同准教授を経て、2009年4月より現職(名古屋大学大学院人文学研究科准教授)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本研究センター客員研究員(2002‐2003)、ワシントン大学客員研究員(2009)。近現代日本文学・文化、移民文学、出版文化が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kasim

29
図書館を扱った短篇と詩のアンソロジー。現実的なものと幻想的なものがあり、どちらも良かった。すべて日本の作品だからか、どこか湿った感じもする。冒頭の朔太郎の詩から心をつかまれる。重厚だが権威主義なドイツ系、明るいがあまりに庶民的な米国系のどちらでもない図書館を希求する宣言だ。同じ上野の帝国図書館、しかも内部でなく下足番に注目する菊池寛と宮本百合子。笙野頼子の地下図書館もいいなあ。高橋睦郎は「土の図書館」と、冒頭の蜃気楼の由来話が好き。2023/11/06

とよぽん

25
まず、「シリーズ紙礫」というのが10巻出ているということに面白みを感じた。これは、その9番目。図書館に関する14篇の作品が集められている。故人となった人の作品もあれば、今も活躍している作家の作品もある。このシリーズの他の巻も面白いだろうか?2019/04/28

ジャズクラ本

17
◎図書館に纏わる今昔のアンソロジー。冒頭はいきなり萩原朔太郎の図書館情調でガツンと始まる。権威的な独逸式図書館と開放的な米国式を対置させ、私の書物の新しき情調について別の図書館を設計せよ、と読者に投げかける。図書館には数限りない先人達が今も鎮座ましましている。そしてバベルの図書館のごとく、新たな文字列が未来に向かって膨大に開かれている。図書館のエッセンスが凝縮されて結晶のようになった読み応えのある一冊でした。/金達寿「玄海灘」/門井慶喜「おさがしの本は」/森谷明子「れんげ野原のまんなかで」2019/12/12

ruki5894

15
図書館をテーマに日本の作家の短編集。中でも三崎亜紀の『図書館』が好き。早速日野原さんシリーズを借りて来なければ…。2017/11/05

マカロニ マカロン

14
個人の感想です:B。5月の『夢見る帝国図書館』読書会の参考本として読み始めたが、忙しくなってしまい図書館期間延長してやっと読み終わった。『夢見る』で出てきた『出世』(菊池寛)、『図書館幻想』(宮沢賢治)が読める。宮本百合子さんの『図書館』も参考にしていることが分かる。樋口一葉や宮本(中條)さんが通っていた頃の図書館の女性への待遇の悪さなども印象的。巻末の三崎亜紀さんのミステリーファンタジー『図書館』は映画『ナイトミュージアム』を連想させる。夜中の図書館に忍び込んだら本たちが館内を飛び回っているかもしれない2023/06/21

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