出版社内容情報
第1章 なぜ、基礎学力が大事なのか
第2章 公文の先生と考える基礎学力
第3章 集中反復で基礎学力を身につける
第4章 今の小学校の学習内容
第5章 わが子の学力を伸ばすために家庭でできること
5章の構成で、自分らしく生きるための力の大元が基礎学力であること。子どもを育てている家庭の心がまえと、根性論ではない学力のつけかたを伝える教育書。
陰山メソッドの?山英男先生が、小学生の保護者、教育関係者に向けて伝える、古くて新しい基礎学力の本。基礎学力は「思考力・判断力・表現力」の根幹。子どもたちにつけてほしい基礎学力について、?山メソッド、公文式の方法論の違いを超えて伝えます。
内容説明
AIに負けない思考の力は読み書き計算から。百ます計算の〓山先生がKUMONの先生と子どもたちの未来を考えた。小学校入学前・小1に家庭でできるコト。基礎もレベルの低い基礎から盤石な基礎、超強力なハイレベルの基礎まであり、実は応用、活用というのは、基礎のレベルが高くならないとできないことなのです。基礎が抜けたときに、戻ることをためらわず、進んだり、戻ったりすることで、基礎は盤石になっていくのです。身につけたいのは「低い応用力」ではなく、「高い基礎学力」です。
目次
第1章 なぜ、基礎学力が大事なのか(保護者の皆さんから感じる漠然とした不安;現在の教育が抱えるさまざまな問題点 ほか)
第2章 公文の先生と考える基礎学力(座談会参加者;「読み書き計算」が大切 ほか)
第3章 集中反復で基礎学力を身につける(なぜ今、公文の先生とお話ししたか;私の考えと公文式の教育の共通点 ほか)
第4章 小学校の学習(学力のフタコブラクダ現象がより顕著に;「理解が大切」の落とし穴 ほか)
第5章 我が子の学力を伸ばすために家庭でできること(頭がいい子が育つ家の学習環境づくり;早寝早起き朝ごはん。生活習慣を身につけさせる ほか)
著者等紹介
〓山英男[カゲヤマヒデオ]
1958年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒業後、教職に就く。兵庫県朝来町立(現・朝来市立)山口小学校在職時に反復学習で基礎学力の向上を目指す「〓山メソッド」を確立し脚光を浴びる。2003年広島県尾道市立土堂小学校校長に全国公募により就任。立命館大学教授及び立命館小学校副校長を経て、現在、〓山ラボ代表。全国各地で学力向上アドバイザーを務め、講演会活動を行っている。著書多数。累計1500万部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。