恐竜レッスン

コマヤスカン【作】/田中 康平【監修】

くもん出版（2024/06発売）

• サイズ A4判／ページ数 34p／高さ 31cm
• 商品コード 9784774334622
• NDC分類 E
• Cコード C8793

出版社内容情報

ここは白亜紀の北アメリカ。小型肉食恐竜、ドロマエオサウルスの若き生徒たちが、恐竜の世界を生き抜く知恵を、コーチについて学びます。自分たちの強み、獲物の見きわめ方、賢くお腹をみたす方法。そして本格的な狩りにも挑戦！
・人気絵本作家コマヤスカンの描く、緻密で大迫力の恐竜イラスト満載
・ティラノサウルス、アンキロサウルス、ケツァルコアトルスなど、子どもたちに大人気の白亜紀恐竜たちが総登場
・NHKラジオ「子ども科学電話相談」でもおなじみの恐竜学者、田中康平先生の監修、ミニ解説つき！

内容説明

ここは、白亜紀のおわりの北アメリカ。ドロマエオサウルスの生徒たちが、恐竜の世界を生きぬく知恵をコーチについて学びます。じぶんたちの強み、えものの見きわめ方、かしこくお腹をみたす方法。もちろん、本格的な狩りにも挑戦。さあ、恐竜レッスンをはじめよう！

著者等紹介

コマヤスカン［コマヤスカン］
１９６７年、三重県生まれ。２００８年、第３０回講談社絵本新人賞を受賞した『あっぱれ！てるてる王子』で絵本作家デビュー。絵本作品に、『新幹線のたび～はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断』（第４３回講談社出版文化賞絵本賞受賞）などがある

田中康平［タナカコウヘイ］
１９８５年名古屋市生まれ。筑波大学生命環境系助教。北海道大学理学部卒業。カナダ・カルガリー大学大学院地球科学科修了。Ｐｈ．Ｄ。名古屋大学博物館研究員を経て現職。恐竜の巣づくりや子育てを中心に、恐竜の進化や生態を研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こゆ]

小5に読み聞かせ。秋の北陸旅行で予定していたのに、私のミスで行けなかった恐竜博物館。その予習に予約していた絵本が今頃回ってきた。肉食恐竜のドロマエオサウルスの狩りのレッスン。2ｍくらいの小型恐竜だから、肉食といっても制限が多い中、頭脳プレイが凄い。虫やカエルから大きめの草食恐竜まで連携プレイで狩っていたというのだから凄い。大型肉食恐竜の狩りのどさくさでおこぼれをもらうことも忘れない。息子は終始かわいいと言いながら聞いていた。やっぱり恐竜博物館、小学生のうちに行きたかったな…もう一度行く機会はあるだろうか。

2024/11/19

[ほんわか・かめ]

肉食恐竜が獲物を捕らえる過程で、他の生き物たちの生態が見えてくる。正攻法じゃなくても生き延びるには重要なこと。逃げたりおこぼれをいただいたり。アンキロサウルスは倒せないけど、そのフンに集まってくるフン中や、フン中を食べにきた別の生き物も大事な栄養源。迫力ばかりがフューチャーされがちな恐竜絵本が多い中で面白い視点。もちろん大迫力の場面もあります。〈2024/くもん出版〉

2024/10/19

[遠い日]

コマヤスカンさんの濃やかに描き込まれた絵の迫力はすごい。白亜紀後期の北アメリカで繰り広げられる恐竜学校の餌を捕るレッスンのようすが中継的に紹介されます。習うのはドロマエサウルスの生徒たち。大人になれば全長2メートルの小型の肉食恐竜。子どもだからもっと小さい。彼らが獲物の狙い方から、攻撃の仕方などを実地でレッスンしてゆくのだ。一瞬の隙をついて飛びかかり、危機が迫れば潔く撤退。その機微も学ぶ。チーム戦で勝ち抜くことも覚える。恐竜いっぱいで楽しかった。明日のテストはばっちりかな？

2024/07/30

[のん＠絵本童話専門]

小型肉食恐竜のドロマエオサウルスがどうやって狩りをするのか？強みはどこにあるのか？まだ未熟な彼らが学び、成長する様を見ていく。小型故なかなか狩りが成功しなさそうだけれど、彼らの強みはチームワーク！小型の肉食恐竜は小さいネズミとかしか食べないかと思っていた！

2024/11/24

[たくさん]

恐竜の特徴をその見た目や行動原理？などからどういう狩りをして食べて生活していたかなど延々と考察され解説されている。結構本格的でデータ的にもとても新しいんだろう身近になっている。恐竜の質感が他の生物や植物と同化した感じで自然さがとてもある感じの絵も見とれます。

2024/09/11