出版社内容情報
「一つのことに打ち込む尊さを学ぶのに牧野以上の人物はいないだろう」と言わせるほど、研究に打ち込むとてつもない情熱。「もっと知りたい」という探求心。わかるまで調べるあきらめない気持ち。本から得る知識だけでなく、自然のなかで観察し、学ぶ姿勢。西欧の百年遅れといわれた日本の植物学を推し進める行動力。まわりの人たちの支えからうかがい知る富太郎の人間性。
子どものときからの好きな植物を追い求め、生涯を通して研究をやりとげる牧野富太郎の人物伝です。
内容説明
四十万点もの植物標本を集め、千五百以上もの植物に名まえをつけた牧野富太郎。植物分類学を発展させただけではなく、まるで「雑草」のようにいっしょうけんめい生きている人びとを勇気づけ、はげましつづけた人物を描きます。
目次
第1章 新しい時代
第2章 名まえ
第3章 東京へ
第4章 決心
第5章 東京大学
第6章 結婚
第7章 貧乏とのたたかい
第8章 『大日本植物志』
第9章 スエコザサ
第10章 草花と生きて
著者等紹介
横山充男[ヨコヤマミツオ]
高知県に生まれる。『少年の海』で児童文芸新人賞、『四万十川物語 光っちょるぜよ!ぼくら』で日本児童文芸家協会賞(ともに文研出版)。『万人の父になる 佐竹音次郎物語』(学研プラス)で児童ペン賞大賞
ウチダヒロコ[ウチダヒロコ]
イラストレーター。幼少の頃から植物採集とお絵描きに熱中。奈良女子大学理学部で生物学の基礎を身につけ、神戸大学臨海実験所で研究支援(テーマは藻類の光合成色素)に従事。多種多様な海の生き物と接する中で、サイエンスイラストに目覚める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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らー
うー(今年も遅くなります)
ゆにす
Drivin' a blue car