バウムクーヘンとヒロシマ - ドイツ人捕虜ユーハイムの物語

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774330570
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

94
読友さんの感想に惹かれ読了。第一次世界大戦によりドイツ人捕虜としてやってきたカール・ユーハイムと広島との結び付き。そして、原爆ドームと平和公園としての存在しか知らぬ我々。それらには至極当たり前な事なのであるが、以前の歴史というものが確実にある。それらを教えてくれる、YA分類での執筆だけでは勿体ないかのような作品であった。僕はユーハイムの店やバームクーヘンを見る度にこれからこの物語を思い出すだろう。勿論、原爆ドームや平和公園についても。そうした一冊が誰にでも複数あると思うが、本作はそういう作品なのであった。2020/12/20

はる

67
第1次世界大戦のときに捕虜として日本にやって来たドイツ人ユーハイム。菓子職人だった彼のこだわりが日本に美味しいバウムクーヘンを広めることになる。だが、長い捕虜生活のあとの関東大震災、そして第2次大戦…彼の人生は苦難の連続だった。彼が日本でバウムクーヘンを作るスタートが、後の原爆ドームである広島産業奨励館だったとは…。2020/09/10

ヒラP@ehon.gohon

64
日本でバウムクーヘンが初めて披露されたのが、後に原爆ドームと呼ばれることになった広島県物産陳列館だったこと、伝えたのが捕虜として日本に連れて来られたドイツの一般市民だったこと、その名前がユーハイムさんだったこと、様々なものがつながって感慨深い物語です。 第一世界大戦、関東大震災、第二次世界大戦、歴史に翻弄されたユーハイムさんがいなければ、今のバウムクーヘンは存在しないのかも知れません。 バウムクーヘンは平和の象徴のような気がしてきました。2021/06/13

モモ

63
実話をもとにした話。ドイツ人カール・ユーハイムは第一次世界大戦で日本軍の捕虜になり広島県似島の俘虜収容所に連れてこられる。第二次世界大戦時とは違い日本はハーグ条約を守り、捕虜を一人の人間として尊重したため、解放された後も日本に残るドイツ人がいた。カールもその一人で日本で初めバームクーヘンを作る。それが紹介されたのが広島市の物産陳列館。後の原爆ドームだった。原爆ドーム前は公園ではなく家やお店があったのだ。原爆で消えてしまった家族。字も大きく戦争の悲惨さが伝わる良書。またバームクーヘンが食べたくなる一冊。2020/08/24

とよぽん

62
日本にバウムクーヘンが広められた歴史は、平和と結び付いていた。ドイツ人が捕虜として日本に来た経緯も分かりやすかった。カール・ユーハイムがドイツの焼き菓子に誇りをもって、関東大震災や戦争などの危機を乗り越えてバウムクーヘンを作り続けたことに感動した。ヒロシマとの関わりも重要だった。それを、バウムクーヘンを愛する男子ソータと祖父との交流に織り込み、平和の尊さをしみじみと感じさせるラストが秀逸。小学生高学年ぐらいから?2020/08/02

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