アテルイ―坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士

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アテルイ―坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774330563
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

奈良時代から平安時代の初期、朝廷は北へ北へと勢力を広げた。北の地、日高見に住むエミシたちは、「ここはわれわれのもの!」「みんなが力を合わせなければならない。エミシの未来のために!」と、雄叫びをあげる。朝廷軍を指揮する坂上田村麻呂。エミシを率いるアテルイ。未来をかけた、ふたりのかけひきが始まった。―日本の歴史書にその名が記され、わずかに記録が残るアテルイ。エミシの勇士が、朝廷の命を受けた坂上田村麻呂と交え、未来を守ろうと奮闘する姿を、想像力豊かに描きます。

著者等紹介

おおぎやなぎちか[オオギヤナギチカ]
秋田県出身。岩手と東京を行き来して、創作活動をしている。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で第45回児童文芸新人賞、『オオカミのお札(一)~(三)』(くもん出版)で第42回児童文芸家協会賞、アンソロジー『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』(さ・え・ら書房)で第4回児童ペン賞企画賞を受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」会員

江頭大樹[エガシラタイキ]
千葉県出身。早稲田大学卒。アニメ制作会社で制作進行を経て、2015年よりフリーランスのイラストレーターとしての活動を開始。広告、挿絵、漫画、ゲームなど多方面にて活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

69
かつて、アテルイと田村麻呂が戦った土地に暮らしている私は、タイトルを見た瞬間、条件反射的にこの本に手が伸びていました。史実を踏まえた物語は、歴史書に残された僅かな記録の隙間を作者の想像力が埋めて創作されるものですが、その物語にどのようなテーマを埋め込むかは作者によって異なります。アテルイと田村麻呂が戦ったことは事実としても、二人が本当に戦っていた相手は、朝廷への服属をせまる桓武天皇でも、服属しないエミシでもなかったのかもしれません。想像力を働かせて戦争と平和について考えるきっかけになる物語だと思います。2021/05/15

たまきら

31
日本書紀にほんの少し登場する東北の勇士が、魅力たっぷりに駆け回るお話です。早池峰神楽をはじめ東北の舞踊や文化が好きな自分にとって、「敗者の歴史」は自分の想像力をかきたてる源でした。敗者と勝者。異文化を担う者同士の対立と融合を描く歴史ロマンにあふれたフィクションです。2021/06/10

マツユキ

19
児童書で歴史小説。アテルイ主人公は珍しいと手に取りました。残っている記録は僅かなので、ほとんどが創作なのですが、実の父に憎まれたアテルイが、別の村の長一家の元で力強く成長していくのが頼もしい。朝廷との対決の中で、エミシの中でもそれぞれの考えがあり、まさかあの人が動くとは…。そして、リーダーとなったアテルイの決断とは…。坂上田村麻呂との対決までが長い。分かり合えないけれど、認め合う二人の友情が素晴らしい。二人にとっても、残念なラスト。悔しいよね。このもやもやを大事にしたい。2022/12/01

kanki

16
児童向け。未来の蝦夷のため、子どもたちのため、どのような選択をすべきなのか。2024/04/30

らなん

13
2021年。子供向けということもあり、とてもわかり易かった。資料が少ないので、創作部分もあるようですが、当時の雰囲気が伝わってきた。自然と共に平和に暮らしていたかったのに、朝延の命でそれが叶わなくなり、人の命が失なわれていく。なんとも言えない気持ちです。2025/01/26

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