目次
第1章 紙の強さと可能性(紙は1000年もつ?;紙は熱を伝えにくい ほか)
第2章 紙のことを知ろう(紙の歴史を学ぼう;紙は何からできているの? ほか)
第3章 紙を防災に役立てる(強い土を古紙で;段ボールで被災地を応援)
第4章 いざというとき役立つ紙(避難所に段ボールベッド;紙のレスキューボード ほか)
著者等紹介
小六信和[コロクノブカズ]
1984年明和製紙原料株式会社に入社。1992年同社代表取締役社長に就任、2018年6月同社代表取締役会長に就任する。中国地区製紙原料直納商工組合理事長、公益財団法人古紙再生促進センター理事などを務める。全国の小・中学校や婦人会、市民団体などで年間約100回の「コロッケ先生の古紙リサイクル出前授業」を行う
中村文人[ナカムラモンド]
大学卒業後、出版社に勤務。書籍編集に携わりながら、絵本・童話の執筆を行う。現在は編集企画シーエーティー代表。「絵本・童話の創作オンライン 新作の嵐」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
51
紙のことは知っているつもりで、あまり知らずに毎日使っていた。紙の歴史、紙の原材料と特質、和紙と洋紙の違い、紙のリサイクル、そして紙の繊維を利用した最先端の技術(セルロースナノファイバーで作った電子回路、宇宙服の素材)、防災に役立つ紙や段ボールなど、紙の優れた性質がわかる。熱伝導率が低いこと、鉄の5倍の強さ、1000年以上保存できる、って、驚き! まさに、おもしろ「紙学」のタイトルがぴったり。2025/03/16
まる子
22
日本は面積に対して人口も多め。さらに火山噴火や地震も他国に比べて多い。防災に役立つ紙の歴史、保存方法により洋紙は100年、和紙は1000年もち、熱伝導率が低いから昔の家に障子があった。なるほど💡研究中で紙素材のセルロースナノファイバーは鉄より「軽く」「5倍の強さ」だと。なぬっ‼️防災に役立つレスキューボード、ヘルメット、寒さ対策、皿や懐中電灯の作り方もあるし、同じ大きさのダンボール12個(多め)は作ってみたい。学校で体験もできるな🤔ダンボール椅子やベンチも作れそう✨学校図書館に入れよう。2025/04/05
mame
0
①紙の強さと可能性 ②紙のことを知ろう ③紙を防災に役立てる ④いざというとき役立つ紙