内容説明
一九九六年の春から、写真家菅井日人さんの撮影になるすぐれた作品と合わせて、ヨーロッパ各地の忘れがたくみごとな教会についての記事をまとめたのが本書。著者個人のヨーロッパへの心の旅と言うべきものになっている。
目次
1 川は流れる(マールブルクの聖エリーザベト教会;ミュンヒェンの空の下で;ロココ様式のヴィース教会―南ドイツの丘辺で;ライン河畔のボン―心の友から得たもの ほか)
2 空は高く(アッシージの丘;ラヴェンナ―傘松と黄金のモザイクと;フィレンツェ―花の大聖堂;パリのノートル・ダム ほか)
3 木々のさざめき(ザルツブルク―宗教音楽家モーツァルト;ウィーンのシュテファン大聖堂―喜びと悲しみと;プラハの丘で―ボヘミアの首都;ライプツィヒの聖トーマス教会 ほか)