出版社内容情報
長野市の魚屋へ奉公に行き、大正から昭和、そして戦争の時代を、魚とともに一生懸命生きた商人しめ一の魚屋修行物語
「いつか独り立ちして、自分の店をもつんだ!」
大正時代の終わりごろ――。
しめ一は、12歳で家族と離れ、ひとり新潟のいなか町から奉公に出ることになった。
奉公先は、長野市にある魚屋・魚勢。
きびしい親方のもとで働きながらも、まわりの人に支えられ、いつしかしめ一は「りっぱな魚屋になりたい」と思うようになる。
大正から昭和、そして戦争の時代を、魚とともに一生懸命生きたしめ一の魚屋修行物語。
【著者紹介】
1939年、長野県諏訪市に生まれる。長野県立諏訪二葉高校卒。会社員の傍ら児童文学を書き始める。1983年より、日本童話会会長・後藤楢根に師事、9年間月刊「童話」誌上に作品を発表。信州児童文学会会員。1998年、「びんぼうがみ」でとうげの旗作品賞受賞、2014年、「魚屋しめ一物語」が、第2回とうげの旗児童文学賞受賞。著書に『カンガルーハッチのパンチ』『はやぶさとカメ』(共著、ともに聡和社)『つばめタクシー』(ツバメタクシー社)。人形劇ラッパ座主宰、地域にてボランティア活動に従事中。長野市在住。本書が初の単行本となる。
内容説明
大正時代の終わりごろ―。しめ一は、十二歳で家族と離れ、ひとり新潟のいなか町から奉公に出ることになった。奉公先は、長野市にある魚屋・魚勢。きびしい親方のもとで働きながらも、まわりの人に支えられ、いつしかしめ一は「りっぱな魚屋になりたい」と思うようになる。大正から昭和、そして戦争の時代を、魚とともに一生懸命生きたしめ一の魚屋修行物語。
著者等紹介
柳沢朝子[ヤナギサワアサコ]
1939年、長野県諏訪市に生まれる。長野県立諏訪二葉高校卒。会社員の傍ら児童文学を書き始める。1983年より、日本童話会会長・後藤楢根に師事、9年間月刊「童話」誌上に作品を発表。信州児童文学会会員。1998年、「びんぼうがみ」でとうげの旗作品賞受賞、2014年、「魚屋しめ一物語」が、第2回とうげの旗児童文学賞受賞。人形劇ラッパ座主宰、地域にてボランティア活動に従事中
大庭賢哉[オオバケンヤ]
1970年、神奈川県生まれ。イラストレーターとして児童書の挿し絵・装画など多数の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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