内容説明
ゆうびんやぎさんは、もりのにんきもの。まいにち、いっしょうけんめいてがみやおとどけものをはこびます。あるひ、とつぜんのあめでおとどけさきがわからなくなってしまったから、さあ、たいへん…。第9回おはなしエンジェル子ども創作コンクール受賞作品。
著者等紹介
杉元美沙希[スギモトミサキ]
1998年千葉県に生まれ、生後すぐ埼玉県へ、3才より滋賀県で暮らす。『ゆうびんやぎさん』で、2008年度おはなしエンジェル子ども創作コンクール(主催:日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会・日本公文教育研究会)日本児童文学者協会賞を受賞
とりごえまり[トリゴエマリ]
1965年、石川県に生まれる。金沢美術工芸大学卒業。絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たーちゃん
27
ヤギの郵便屋さん。大忙しなヤギの郵便屋さんに町のみんなからサプライズ!真面目にやっていればみんな見ていてくれるんだね。2020/10/14
anne@灯れ松明の火
27
とりごえまりさんの原画展予習♪ 第9回おはなしエンジェル子ども創作コンクール受賞作品が原案。なんと、作者は10歳の少女! かわいいだけでなく、よく考えられたおはなしで、お世話になっている人への感謝がこもっていて、素敵。とりごえさんの絵ともマッチして、温かい世界が広がる。手紙って、もらうのも、出すのもうれしいこと。それを運ぶ郵便屋さん、素敵なお仕事だね。 2016/02/07
mntmt
24
小学五年生の子が書いたお話。優しい子なんだろうな!2017/03/30
遠い日
19
一生懸命働く郵便屋のヤギさんのことを、みんなはしっかりと見ていたんだね。厚い信頼が、こういうふうに実を結んだ。徒労に終わるかと思ったことも、ちゃんと報われた。2016/03/05
neimu
15
小学生原案の本とは思えないほど、楽しい展開。ストーリー展開と共に八木さんの格好がどんな風に変化するかが楽しい。昔の郵便スタイル、頼まれ仕事をこなす姿、宛名のわからない荷物、謎は謎を呼び・・・。でも、みんなに愛されていたやぎさんは素敵なものをゲット。ほっとする終わり方。もうすぐ閉館するていぱーくのえほんこーなーにて。2013/08/14
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