内容説明
ある日、弟の信とけんかしてお母さんにおこられた來未は、おばあちゃんの家への家出を決行する。しかしバスを乗りまちがえてしまい、しらない町へ…。來未はそこで、ふしぎなおばあさんと出会う。なぜか文字の読み書きができないこのおばあさんは、いったい何者―。戦争中の貧しい生活だって、阪神・淡路大震災だって、どんな困難も前向きに、明るくたくましく乗り越えていく。朝鮮半島から日本へわたってきた、ワルルルおばあさんの元気いっぱいの物語。
著者等紹介
畑中弘子[ハタナカヒロコ]
奈良県生まれ。日本児童文学者協会会員、日本児童文芸家協会会員。神戸市在住
三枝三七子[ミエダミナコ]
大阪生まれ東京育ち。東京造形大学中退。あとさき塾から絵本を志す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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