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内容説明
なぞめいた不思議な話。
著者等紹介
江河徹[エガワトオル]
1926年、大分県生まれ。東京都立大学博士課程修了(英文学)。専門はイギリス詩、とくにブレイク、イエイツの研究で知られる。立教大学、フェリス女学院大学各名誉教授
ひらいたかこ[ヒライタカコ]
1954年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
82
奇妙な味の怪談8篇。3篇は既読。ディケンズ『信号係』サキ『開いている窓』は好きな話だけど、以前読んだものほど怖さが感じられなかった。再読のせいか訳のせいか・・?ジェイムズ『銅版画』はわかりやすく怖面白い。ホーソーン『人面の大岩』はホラーではなく訓話。この巻もYA本らしいセレクトだった。2019/08/15
ニミッツクラス
4
08年の初版を読んだ。シリーズ5巻の中の“ザ・ミステリアス”と題したアンソロジーで、元本は89年の「幻想文学館」。改編した本書は8編収録で、掲載の順番に意図が無さそうなので、好きなサキ、ビアス、ディケンズを先に読んだ。8編の内訳は、幻想譚3話、怪奇譚3話、サキの人騒がせな滑稽譚1話、ホーソーンの、アラウンド還暦(アラ還?)なシニア世代をシンミリさせる説話1話となっている。ビアスのネタは、その瞬間の当人にしか判らない事柄だが、内容としては何でもありで、先に書いた者勝ちだろう。幻想譚に入れた。★★★★☆☆2015/04/27
baアタマ
2
ディケンズの長編に挫折して代わりに読んだ短編。「ミステリアス=不思議な、不気味な、神秘的な」(とカバー折り返しにある)8編の英米作家の短編を収録。楽しく怯えました!怖がりのワタシにもこれ位の怖さは大丈夫だったし、違う世界に連れていく読書の力を堪能できました。 2015/04/16