出版社内容情報
作家の工房、自宅をたずね、彼らの作品づくりを支える環境(暮らし)を取材し、そこから紡ぎだされる暮らしのための、またこれからを生きていくうえでのヒントを紹介する。
目次
ものづくりびとを訪ねて(ピーター・アイビー(ガラス作家)ピーターさんの家は、手づくりの実験場―つくりながら学ぶ、学びながらつくる
早川ユミ(布作家)種をまく暮らしで自分の根っこを見つけた―小さな自給自足で自然とつながる
相馬紳二郎(革職人)古いものに、命を吹き込む―古い道具を生かした、捨てない暮らし
鈴木康人・智子(omoto・鍛冶職人/布作家)大切なことにはお金でなく時間と手間をかける―日本の古くていいものを受け継ぐ
大島正幸(木工房ようび・木工作家)森とつながる家具に、出会える場所―家具を通して人と森の未来をつくる
新里カオリ(立花テキスタイル研究所)原点に立って見えた暮らしの本質―自分の手の届く範囲で暮らしをつくる
酒井義夫(ろくろ舎・木地師)人とつながり、世界は広がっていく―仲間がいるからできる新しい働き方)
暮らしをつくる実践のためのヒント(住まいや道具に今より少しだけ、意識を向けて工夫してみる;小さな自給自足を始めてみる)
著者等紹介
甲斐かおり[カイカオリ]
編集・執筆。会社員を経て、フリーに。日本各地を取材し、食やものづくり、地域コミュニティ、郷土文化、農業などのテーマを手がけて8年目になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まんぼう
1
知人であるライターさんの初著書。登場している人にも友人がいて、あっというまに読み終わる。暮らしや健康、自然回帰がフォーカスされ、震災を経て、より社会性のある生き方が注目された。そして最近はまた、それを踏まえたうえでどう暮らすのか、ということへと意識が向き始めているのを、私も感じている。その社会の移ろいの丁寧な捉え方はさすが甲斐さん、です。2017/02/05
紫電改
0
写真が素敵、素朴な田舎での生活感がいいね!文章も媚びずに素直な感想なので読みやすかったわ、これ発行元が技術評論社なんは意外でした2017/07/01
うみ
0
★★☆☆☆ 何人もの人へのインタビューものなのでそれぞれの内容があまり深くない。写真の雰囲気はいいのでパラパラと眺めるには◯ 再読はなし。2018/02/25