内容説明
イライラ解消、人付き合い、子育て、老い…あらゆる局面で役立つアドラーの視点を手に入れる!特別付録・人間関係に役立つ『ライフスタイル診断シート』最新版を収録。
目次
第1章 変わりたいのに変われない自分
第2章 イライラする自分を抑えられない
第3章 こんなに面倒をみているのに…
第4章 子育てに正解はあるのか
第5章 なぜ人間関係がうまくいかないのか
第6章 避けられない老いと病について
著者等紹介
向後千春[コウゴチハル]
早稲田大学人間科学学術院教授。博士(教育学)(東京学芸大学、2006)。早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得満期退学。富山大学教育学部講師・助教授を経て、2002年より現職。専門領域は教育工学、教育心理学(特に、eラーニング、生涯学習、インストラクショナルデザイン)、アドラー心理学。日本アドラー心理学会、日本教育工学会、教育システム情報学会、日本心理学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、日本社会心理学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうちゃ
13
☆3 第1章・変わりたいのに変われない自分 第2章・イライラする自分を抑えられない 第3章・こんなに面倒をみているのに・・・ 第4章・子育てに正解はあるのか 第5章・なぜ人間関係がうまくいかないのか 第6章・避けられない老いと病について。日常で迷ったり、困ったり、悩んだりしている具体的な問題を取り上げながら、それをアドラー心理学から見るとどうなるかということを書いた自己啓発本。なかなか迷いは消えそうにないが、こうした問題は見方を変えることにより解決の糸口が見つかるとのことで、確かに納得できる部分もあった。2016/04/14
みんと
9
沸き上がる行き場のない感情にも、ひとつひとつ理由があることを学んだ。 イライラや不安など負の感情を上手くやり過ごすには「100%パーフェクトではない自分」「不完全な自分」を認めなくてはならない。 かといって駄目な自分に安住することなく劣等コンプレックスを克服する事も大切である。 目からウロコな解決法は習慣化したい。2017/08/05
おのちん
8
★★★★☆:非常によい一冊だと思った。ヨコの関係(それぞれの人は役割が違うだけで人間としては対等であると考える)、課題の分離(その課題は誰のものなのか?を明確に考える。特に、親が子供の課題にむやみに踏み込まない。子供の学ぶ機会を奪うことになるため。したがって親は課題の分離を身に付ける必要がある)。自己を振り返ると、課題の分離が不十分だということに気づいた、この機に改めたいと思う。2022/03/17
せっかちーぬ
8
気になるテーマ順に読了。人間関係も老いも病気も、悩みは尽きないけど、アドラー心理学の本を読むと、一つひとつ切り分けて考えることができる。さらに、相手の問題を気にかけすぎたり、その問題を自分に振り掛けて苦しくなったりしてるのに気付けたりできて、楽になる。今日も楽になりました。よかった。2019/03/30
はやたろう
7
心の平穏を保つ秘訣の書。これまでにも同じ内容のものを読んだけど、すぐ忘れるので、それを思い出すことができた。平易な内容なので、さらっと読めていい。2024/12/24