朝日新書<br> 小沢一郎の権力論

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朝日新書
小沢一郎の権力論

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022737465
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

安倍晋三VS小池百合子の構図で戦われた2017年総選挙のウラ側には、何があったのか? 政権交代を仕掛け、細川内閣、民主党内閣を誕生させた小沢一郎が、田中角栄時代から知り尽くす権力の凄さ恐ろしさのすべてを語る!

内容説明

権力とは何か?「安倍一人天下」の行く末は?権力者は、得意の絶頂にあるとき必ず転ぶ!自民党から2度、政権を奪取し、一方で自ら国家権力と対峙せざるを得なかった小沢一郎が、激動政局の裏側と政治の原点を語る!「貴様、何を言うか!」と怒鳴った田中角栄の優しさと、すごさ。創政会旗揚げの真相。自民党が持ち続け、今の野党には欠落している政権復帰への執念。国家ではなく、国民のための政策―。「日刊ゲンダイ」記者が、「剛腕」の募る熱情を聞いた!

目次

序章 安倍政権の死角
第1章 これが権力のリアリズムだ
第2章 あの「政権交代」の真相
第3章 私が見た田中角栄
第4章 政治は誰のためのものか
第5章 基本政策・安全保障、憲法、脱原発…
第6章 日本人よ、自立せよ
終章 私は闘う

著者等紹介

小塚かおる[コズカカオル]
日刊現代ニュース編集部長。1968年、名古屋市生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。関西テレビ放送、東京MXテレビを経て、2002年から「日刊ゲンダイ」記者。政権交代など激動政局に肉薄する取材力や、「安倍一強」政治を鋭く問う筆に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

20
2017年12月の本。終章で2017年10月の衆院選の様子が紹介されている。先の選挙では選挙区で破れ比例で復活当選。この40年間、確かに日本の政治のキーマンであったが、果たして次はどうするのか。小沢氏の語りの前後を小塚氏がカバーするという感じ。2022/01/30

nishiyan

6
2009年前後から小沢一郎氏を取材している夕刊紙記者によるインタビュー本。小沢氏が忌憚なく語っている。ここ数年の小沢氏の考えや行動の理由に止まらず、政権交代の必要性や小沢氏にとって最大の苦難であった陸山会事件等々を上手く聞き出している。大変興味深かったのは田中角榮元首相について語っているところ。「苦労人ほど信用しない」というところ。自身の父である佐重喜氏を引き合いに出して語っているのには驚いた。あと羽田孜元首相への弔辞が全文掲載されているのだが、二人の関係性を現していて、とても味わい深い。2017/12/18

星辺気楽

4
最近はあまり目立った活動をしていないように思うが、野党共闘のために尽力してもらいたい最右翼。2019/01/16

Kentaro

4
日刊ゲンダイの記者だけに、小沢一郎の応援をしているかのように、全てを肯定的に解説している。例えば、自民党時代91年に総裁の座を争う、宮沢喜一、渡辺美智雄、三塚博の三人を当時竹下派会長代行だった小沢が総裁候補を個人事務所に呼んで政策を聞いたといういわゆる小沢面接だ。 海部の後、竹下派が総裁候補を出さなかったことにより三派閥の領袖が、竹下派の支援を求めたからである。金丸信の意向を受けた小沢が、49才の若さで3人の領袖を呼びつけた振る舞いは傲慢であると否定され、かつ、その後豪腕政治家と言われるきっかけとなった。2018/09/22

きよちゃん

3
至極真っ当なことを主張しており、ずっと好きな政治家。誤解されやすいのもまた人柄だが、民主党時代後半の扱いには怒りすら覚えたほどだ。もう少しで二大政党制が根付いたのにと悔やんでも悔やみきれない。今一度彼の力が必要だと思うのは自分だけではないと信じたい。2018/01/24

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