海渡る北斎―「波の伊八」と19世紀末のインフルエンサー林忠正

個数:
  • ポイントキャンペーン

海渡る北斎―「波の伊八」と19世紀末のインフルエンサー林忠正

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 13時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866001180
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0071

内容説明

世界中で愛読されるアメリカの雑誌「ライフ誌」の「この1000年間で人類史に最も貢献した100人」に選ばれた日本人―それは「HOKUSAI」、葛飾北斎だった。そして、世界中の人々が知る北斎の「GREAT WAVE」には、「ルーツ」が存在した―。

目次

プロローグ この1000年間で人類史に最も貢献した100人
第1章 波に命をかけた男~波の伊八
第2章 波に魅せられた男・葛飾北斎
第3章 ゴッホもモネも熱狂した19世紀末ジャポニスム
第4章 北斎と日本美術をプロデュースした男・林忠正
エピローグ 150年を経た「北斎ブーム」

著者等紹介

神山典士[コウヤマノリオ]
ノンフィクション作家、1960年、埼玉県生まれ、信州大学人文学部卒業。96年「ライオンの夢 コンデ・コマ=前田光世伝」にてデビュー。第三回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。2012年「ピアノはともだち 奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密」が青少年読書感想文コンクール課題図書に選定される。14年「佐村河内事件」報道により、第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)、第21回雑誌ジャーナリズム大賞受賞。首都圏各地で小学生を対象に作文教室を主宰。朝日カルチャセンター新宿校でエッセイ教室を主宰。北斎サミットジャパン代表。埼玉トカイナカコンソーシアム代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takakomama

7
北斎よりも「波の伊八」と「林忠正」の話題が多かったです。伊八と北斎は会っていたのでしょうか。北斎が、アメリカの雑誌『ライフ誌』の『この1000年間でもっとも重要な100人』の大特集で86位に選ばれた理由は「フランスの印象派に大きな影響を与えた」からだそうです。北斎の浮世絵が素晴らしいだけでなく、フランスで日本美術の価値を高め、精力的に活動した林忠正の功績も大きいと思います。2024/03/23

kaharada

3
林忠正って高岡の人なんだ。北斎の🌊は誰の作品を真似たものなのか。そういう発想したことなかったな。たしかに0から作り出すってないもんね。なにか元ネタがあってそれをアレンジしたものが、オリジナルっていわれる。北斎の🌊の元は伊八。彫刻すごすぎ。当時、芸術ということばがなかった日本が、海外と比べることで価値に気付く。自分以外のとの関わりが発見や進化に繋がるんだなあと思った。2024/02/02

犀門

1
No.091★★★★☆おぉ、波の伊八との関係は興味深し。果たして交流はあったのか?。そして林忠正についてはもう少し勉強が必要だ。2023/12/06

つじさん

1
「GREAT WAVE」のルーツは「波の伊八」という彫師であり、それを海外に知らしめたのは「林忠正」であった。まったく知らなかった話を知ることができた。2024/01/04

菊地

0
本書は北斎本人のことよりも神奈川沖浪裏のルーツの可能性がある彫り物、海外に渡って高い評価を得ていく「北斎作品」とそれを取り巻く林忠正などのエピソードが主体となっている。「パリ万博などをきっかけに海外で高く評価された」という一文で済まされがちなだけに、中々クローズアップされない部分に焦点を当てているので興味深く読むことができた。 葛飾北斎個人のことについては他の入門書を読んだ方がいいし、そういう本を読んで基本知識を付けた後に読むべき本で、「葛飾北斎の本」というよりは「葛飾北斎の副読本」としての性格が強い。2024/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21586939
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。