内容説明
ヒトが生きていく上で欠かせないもの、それが微生物。肉眼では見えない小さな生き物が、地球という大きなものに多大なる影響を与えている。微生物と地球の関係とは?それがヒトの生活にどう関わっているのか?そういう関係を追求するのが「生物地球化学」。「生物地球化学」を通じて、微生物を介した地球とヒトの相互作用を見てみよう。
目次
第1章 微生物とは何か
第2章 シトクロム
第3章 自然界における窒素の循環と細菌たち
第4章 自然界における硫黄の循環と細菌たち
第5章 細菌による鉄の酸化と還元
第6章 炭素の循環と微生物
第7章 地球のマグマ活動と古細菌
第8章 生命の起源当時の生物は何を食べていたか
著者等紹介
山中健生[ヤマナカタテオ]
1932年高知県に生まれる。県立高知丸の内高等学校から大阪大学理学部に入学、化学生物学コース(生物学科)卒、同大学院で生物化学専攻、理学博士。1960年大阪大学理学部助手、同助教授。1982年東京工業大学理学部教授、1991年同生命理工学部教授。1993年同大学を停年退官、同名誉教授。1993年~2002年日本大学理工学部教授。2002年~2012年高知工科大学客員教授。1964年~1966年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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