内容説明
健康にとって本当に必要で大切なものはお金がかからない。「東洋医学」の視点から健康な生活にとって本当に大切な「食養生」の基本の考え方を伝える。
目次
第1章 健康情報にふりまわされる現代人
第2章 日本人は何を食べればいいのか
第3章 からだを整える食べ方
第4章 水の飲み方
第5章 呼吸と運動
第6章 太陽のリズム
第7章 心の養生
第8章 食べることは命をいただくこと
第9章 調味料の選び方
第10章 現代の食養生
「食養生」活用編
著者等紹介
辻野将之[ツジノマサユキ]
1977年奈良県生まれ。食事療法士。鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師の国家資格も持つ。専門は東洋医学を基礎とした生活習慣改善指導を含めた食事療法。菅野賢一医学博士の元で食養生の知識を学ぶ。現在は「星のや 軽井沢」「星のや 竹富島」「キアラリゾート&スパ浜名湖」で滞在型の体質改善プログラムを、日本食事療法士協会にて食養生コーディネーター養成講座の講師を勤め、食養生の専門家育成と啓蒙活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akiᵕ̈
22
東洋医学の視点から健康な生活にとって大切な〈食養生〉とはを、どんなものをどんな食べ方で食べたら良いか、調味料の選び方、水の飲み方、呼吸や太陽のリズムなど、自然に即したものの考え方から日常の中で実践する方法などが紹介されている。物事は良いか悪いかではなく、全てはバランス。バランスが崩れることで心身に影響を及ぼすことに。総じて深呼吸が良いというのは気に留めておきたい。命のあるモノを選ぶ事と言っているが、中々添加物は避けて通れないのが現実。どんなモノでも感謝してよく噛んで腹七分目位にが目標。2025/03/15
shino
2
断食、少食関連が続いたので、それだけなのも腑におちんな…と思い、購入。まあ、どれもこれも厳密にこれをしなければ!になってしまうと、わたくしの場合はダメになることが多いので、色々とオノレで人体実験中でございます。いいな、って思った部分を自分で試して合っていればよし、って感じでやっております。食養生も自然と取り入れている部分あり、意外で興味深い部分ありで、参考になります。2015/05/03
うめもも☆さくら
2
そのときどきの健康情報に振り回されないように、自分のなかに軸をつくりたいものです。 健康のために必要なものは重要な順に、心、太陽(規則正しい生活)、空気(呼吸)、水、食。食だけじゃないと繰り返しています。食の選び方としては、栄養素やカロリー、無農薬などよりも「命」があるかどうか。食べ方としては、一物全体食。新鮮なものを新鮮なままに。それにしても、昔から母に云われていたことがそのままあったりする。髪は100回以上梳るとか、月のものの間は洗髪するなとか。むかしからの智恵、なかなか実行できませんけど…。2015/02/10