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内容説明
開発言語にくわしい。さまざまなアルゴリズムを理解している。開発環境を使いこなせる。ミドルウェアなどの情報を知っている。OSやネットワークなどの知識がある。そんな「技術力がある人」なのに、なぜ仕事では通用しないのでしょうか?
目次
第1章 なぜ、技術力はあるのにいつまでも仕上がらないのか
第2章 意味のないルールやプロセスに縛られるとうまくいかない
第3章 「理想を詰めこんだ製品は喜ばれる」わけではない
第4章 人とのつながりが技術を生かす
第5章 付加価値の高い仕事を得るには
第6章 「2人プロジェクト」で新しいことを成功させる
第7章 受託開発から製品開発・販売へ
第8章 自分で事業部を立ち上げ、運営する
第9章 日本の製品を世界で動かす
第10章 一生、プログラマとしてメシを食っていくには
著者等紹介
小俣光之[コマタミツユキ]
日本シー・エー・ディー株式会社代表取締役社長。1989年新卒で入社後、プログラマとして仕事を続け、2005年11月から社長となるがプログラマも兼務している。以前はCADシステムやWEB、データベースなどのプログラミングもしていたが、最近はネットワーク関連の製品・特注品の開発を中心に仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
69
趣味ではなく独立した事業としてプログラムを動かそうと思ったら、ひとりではできない。人脈が必要。いろんなところに顔を出してご縁をつなぐ。 予想通りアナログな手法。ただ人前で「やります!できます!」と言えるだけの技術力があることが前提やね。2016/07/23
Koning
17
ISVで社内ベンチャーぽい事業部立ち上げとか経験してきた人によるプログラマの仕事の仕方についてのあれこれ。前半は極めて普通のことをご自身の経験談と合わせて書いてるんだけど、まぁなかなかできないからこそ至る所で火の車がデスマーチなんですよね(汗。後半は起業めざしたりしてる人向けな感じというか、経営で目指す方向はこうあるべきじゃないの?という主張というところ。大手をやめてベンチャー立ち上げしましたな人で時々大手の常識そのまんまで気づけばパワハラになって空中分解ってよくあるんだけど、そういう人はこういうの(続2015/01/08
baboocon
12
超速読で読了。コミュニケーション能力大事。2015/02/07
外道丸
4
我が事としか思えないので殿堂入りにした。2015/02/22
ninn.atsu
3
技術力は、アルゴリズを知っていることではなく、顧客の問題を解決できるかどうか。その通りだと思う。日本でのプログラマはどうしても言われたものを作る人という考えが未だに強く、もっと重要な役割や権限を与えないと世界から遅れをとるのでは? プログラマは顧客の要件を聞いて実現できるようにならないと価値はないと思う。 そういう観点で書いてあるので、一読しておいてもいいかなという本でした。2015/04/30