女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

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女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041049785
  • NDC分類 159.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「エクソダス」というのは、聖書の「出エジプト記」に記された言葉で、多くの人たちが国境を越えて脱出すること。
もし自分が抜け出せなかったとしても、女たちは、次の世代、また次の世代に、希望を託してきた。
せめて子どもには、今の自分より、少しでも幸せな人生をあげたい。
それって、代々、ちょっとずつ、ちょっとずつ、糸をつむぐように、女から女へ橋渡しされてきた希望の種なんだと思うんです。
今の場所が最低だと思うなら、そこを抜け出す戦略を立てる。
それだけは、どうかやめないで――

大きな帆をあげて、水平線へと漕ぎ出していこうとする娘を見送る母が、今だからこそ、伝えておきたい大事なこと。
人生という航路に絶対安全はないからこそ、知っておいてほしい。
人生に向き合い、幸せを自分で取りに行くための、厳しくもハートフルな生き方指南。




内容説明

もうすぐ、大きな帆をあげて、子どもたちの船が漕ぎ出していく。人生という航路に絶対安全はないからこそ、今、伝えておきたい。母から娘へ―厳しくもハートフルな生き方指南。

目次

第1章 母と娘のガチバトル
第2章 スタート地点に立つために、できること。
第3章 夢見る娘とお金のハナシ
第4章 かあさんの子育て卒業宣言
第5章 巣立ちのとき
第6章 女の子が生きていくときに、覚えていてほしい5つのこと。
終章 女の子たちの“エクソダス”

著者等紹介

西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。88年『ちくろ幼稚園』でメジャーデビュー。96年カメラマンの故・鴨志田穣氏と結婚し、一男一女をもうける。97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞、2004年『毎日かあさん カニ母編』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、05年『毎日かあさん』『上京ものがたり』で手塚治虫文化賞短編賞、11年『毎日かあさん』で日本漫画家協会賞参議院議長賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

234
男の子が生きて行くときにも、おぼえていて欲しいなと思った。『王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう。』ドキッとしませんか?かなり昔に女の子だった私は王子様も玉の輿も違う世界の事で、自分の働いたお金で暮らすことは、当たり前でそれが自立ってことだと思っていたなぁと。『社長と結婚するより、自分が社長になる。』それは目からウロコの発想だった。(今ならわかるけれど)母と娘・・親と子・・一つとして同じ関わり方はない。だけど、いくつも「嗚呼、そうだね!」って思えることがあった。2017/08/27

s-kozy

207
読友さんの感想から手に取りました。自分の感性と技術で人生を切り拓いていった西原さんの言葉はさすがに説得力がある。男女の性別に関係なくパートナーといい関係を築こうと考えていたり、自らの力で自分のよって立つところを構築しようと思っている人は読んだらいいだろうなぁ。なので私は娘にもオススメしますが、息子(今、中二)にも読ませて、「いろいろ考えてもらいたい」と思うのでした。読んでよかった。ありがとうございます。2018/02/28

TATA

192
西原さんの作品はこれまでに何冊か読んでいたので特段新しいものはなかった。達観の仕方が強烈だけど、要は自立した人間になりなさいということ。我が家の子供達ももうすぐ巣立ちの時。寂しがってるばかりじゃダメだなあ。2017/10/15

にく18

179
図書館本。サイバラから娘さんに、そしてすべての女の子に贈る言葉。サイバラが気合い入れて進んできた道が正しいというわけではなく、「私はこの道、貴女はどんな道を行く?」という問いかけみたいな本ですね。とりあえずすべての女子校に置いてみたらいいんじゃないでしょうか。2018/01/07

羽衣 空

172
西原先生自伝からの女の子が生きていく為の教訓みたいなもの。西原先生とは同年代なので頷ける内容ばかり。何があっても一人で生きて行ける余裕って凄く大事。読んで良かった本!2018/03/04

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