内容説明
仮想化技術は今や、ITシステムを支える重要なプラットフォームとなり、サーバ/インフラエンジニアの必須素養になりました。このような状況の中、エンジニアには仮想化技術の正しい理解と、仮想化を活用したシステムを適切に構築できる力が問われています。本書では、これからサーバ/インフラエンジニアとして活躍しようとしている方、現在サーバ/インフラ管理に取り組んでいる方向けに、現場で役立つ仮想化活用ノウハウをわかりやすく解説します。
目次
入門(はじめての仮想化技術)
サーバ統合とマイグレーション(サーバ統合、成功と失敗の分かれ道;物理サーバの仮想化マイグレーション計画)
管理/監視(仮想化/クラウドシステムの管理/監視)
KVM(注目仮想化環境KVMを使ってみよう)
OpenFlow(OpenFlow入門)
セキュリティ(仮想化技術のセキュリティ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
12
◎ クラウド時代の必須技術であるサーバーの仮想化を紹介するムック。図も多く、丁寧に説明がされているので分かりやすい。ただ、雑誌の記事をまとめたものであり、初出が2010年のものもあるので、さすがに内容が古い。個人的にはコンテナ型仮想化のLXCやDockerについての記載が欲しかったのですが、これらの技術が一切載っていないのが残念。これらは新しい技術なので仕方が無いと言えば仕方が無いのですが、そろそろ次の改訂版を出すべき時期なのでは。2015/11/17
vinlandmbit
6
実戦型技術本。また必要に応じて開きます。2017/04/28
やまら
0
久しぶりに技術関連の本を読む。仮想化技術に興味があり、構築方法や移行方法のやり方を知りたかった。感想としては、既存システムを仮想化システムへ移行させるには、多くの検討事項が必要なことが判った。まずは現行の既存システムがどう構成されていて、どうリソースが使われているのかの把握が必須だ。また移行したとしても運用方法が大幅に変わったりして、初期投資に見合った運用コストの削減ができるかどうかは、詳細に検討しないと危ないと感じた。2016/08/18
ripple
0
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