悲観論に踊らされるな!ニッポン経済集中講義

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774150529
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

ニッポン経済の正しい見方を知れば、楽観は正しくなく、過度な悲観もまた正しくないことがわかります。ニッポン経済を押さえつける問題のありかを把握して、実は解決のための筋道がしっかりあることを理解しましょう。最初の一歩はそこから始まります。

目次

第1講 GDPがわかると解決法が見えてくる(GDP(国内総生産)は経済を知るためのマジックワード
デフレの野放しが日本経済最大の問題
消費税を上げたり、国を開くにはタイミングが悪すぎる
デフレ不況から抜け出す道はある)
第2講 世界一の純資産国が抱えるユーウツを解消するには(日本経済の屋台骨は「付加価値を生むストック」;国際収支を分解すると経済を見る目が変わる;「貯蓄-投資=経常収支」短い式が示唆する重大事)
第3講 ニッポンの「本当」がわかれば、前に踏み出せる(GDP、国際収支、バランスシートは一枚絵で考える;「不安」・「不満」・「疑問」を解消するヒント)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。2007年、インターネット上の公表データから韓国経済の実態を分析し、内容をまとめた『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)がベストセラーとなる。その後も意欲的に新著を発表している。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、テレビ・ラジオ番組への出演、全国各地での講演などに活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

9
日本の国債の金利は世界一安く買っているのは日本の金融機関投資家で預金をしてるのは国民である。預けた預金の運用先が民間需要が無いので群がって円建てで国債を買うので金利が低い。銀行からみると預金は借金となり手元で眠らせてると預金者に一方的に利子を払うことになる。最終的にその預金が国債に変わり政府の借金の債権者は国民になる。誰かが借金をすると誰かの資産は増える。この強すぎる仕組みは大き過ぎて潰せない状態になっている。海外など国債を国内で消化し回してる国は殆どない、地産地消の最大の強みを国債で証明している2014/10/30

k-p

1
大変分かり易い。一度で読んですっきり理解できたが、何度も読み返すことによって更なる理解と定着が得られるだろうと思った。2013/01/31

maou

1
日本経済の状況を見るときに、GDP、国際収支、国家のバランスシートが繋げて考えると全体が掴める。基本的な事だけど、GDPや国際収支を構成しているのは何か?それはバランスシートにはどのような形で表れているか?が細かく説明され、(細かい分一度では大変だが)理解しやすいと思った。 また、規制緩和・民営化、増税、歳出の削減は供給を増やす(または需要を抑える)政策なので、デフレ下ではデフレギャップが大きくなる、とあり、日頃耳にする政策がどういう効果を狙って行われるものか、どういうタイミングですべきものか理解できた。2012/10/30

ひさし

0
本書の内容はとてもわかりやすく、日本の不景気の正体についても丁寧に書かれています。同じ表に何度もページを割いているのは人によってはムダと感じるところかもしれませんが、個人的にはストレスなく読めました。著者の主張とは裏腹に出版から5年近く経過した現在もデフレは継続中である。 2017/03/12

マチコ

0
一般人からの質疑応答形式という、珍しいタイプの一冊。文字形式で質問者と回答者を区別していましたが、ちょっと解りづらかった。表紙が日の丸デザイン。図書館利用。2012/06/13

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