• ポイントキャンペーン

ART OF LIVING生きる技術!叢書
プラグマティズムの作法―閉塞感を打ち破る思考の習慣

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774150239
  • NDC分類 113.6
  • Cコード C3036

出版社内容情報


内容説明

実用的哲学の必要性。TPP論議、震災復興、国土強靱化等の現場で実践・発言する著者の日本活性化論。

目次

第1部 プラグマティズムとは何か?(プラグマティズムで「閉塞感」を打ち破る;プラグマティズムを正しく使うために;どういう「言語ゲーム」に従事しているのかに思いを馳せる)
第2部 日本には、プラグマティズムが足りない(深刻な「経済学」のプラグマティズム不足;「現代ビジネス」には、プラグマティズムが足りない;日本の「まちづくり」「国づくり」には、プラグマティズムが足りない)
第3部 プラグマティズムによる閉塞感の打破

著者等紹介

藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授。京都大学土木工学科卒、同大学院土木工学専攻修了後、同大学助教授、東京工業大学助教授、教授を経て、09年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス研究ユニット長。専門は「公共政策に関わる実践的人文社会科学全般」。表現者塾(発言者塾)出身。計量経済学研究について98年土木学会論文奨励賞、行動的意思決定研究について05年日本行動計量学会林知己夫賞、村上春樹文芸評論について06年「表現者」奨励賞、実践的社会科学研究について03年土木学会論文賞、07年文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年日本学術振興会賞、進化心理学研究について09年日本社会心理学会奨励論文賞等、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

WATA

40
前半にあるプラグマティズムの解説に心惹かれた。プラグマティズムを「この取り組みには一体どういう目的があるのか」「その目的は、お天道様に対して恥ずかしくないものか」と常に考えながら行動する生き方、と定義しているのは分かりやすく実践的。また、プラグマティズムをウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」と関連付けて説明しているのもユニークで良い。この本を読んだ後、プラグマティズムやウィトゲンシュタインの関連書を読みたくなった。その一方で、後半の日本経済批判の部分には独断的な記述が目立ち、あまり共感できなかった。2014/03/26

とうゆ

14
著者が繰り返し主張しているのは、日本人の「お天道様に見られている」という感覚の大切さである。それによって、無機質なプラグマティズムに心が宿るのだ。しかし、現実問題としてお天道様に見られている」という感覚は失われつつあるだろう。この感覚を取り戻すプラグマティズム的な方法論こそが、必要なのではないだろうか。2015/07/31

Tatsuya9

6
言語ゲーム、プラグマティズム2020/10/09

Kota Abe

6
初プラグマティズムについての読書である。現実の生活の中で、プラグマティズムをどう使うか。本来の目的を見失う目的の転移、人間はそれに陥りやすいということ。より上位の目的を意識すること、最終目的を意識すること、それらの目的と今の行動の関係を意識すること。あらゆるシーンに応用できる思想だと思う。2016/01/06

えんど

5
自分の根本的な考えがプラグマティズムと一致することを確信させてくれる本だった。目的の転移が起きることは自分用語で「ドレイ」と呼んでいる。ざっくりいうと手段と目的が逆転してる人が対象。自分はそこはしっかりしようと生きているのでプラグマティズムに生きてるだと思ったのでもうちょい自分の考え深めることにする。2020/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4669746
  • ご注意事項