ぐっと身近に人がわかる 対人関係の心理学―社会心理学でのぞく心の仕組み ぐっと身近に人がわかる

山口 勧【監修】/森尾 博昭【編著】

技術評論社（2011/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 19cm
• 商品コード 9784774145815
• NDC分類 361.4
• Cコード C3011

内容説明

第一印象を良くしたい、部下にやる気を起こさせたい…こんなとき、どうすれば効果的？明日から使える心理学。

目次

第１章　「私」と「あなた」の間にあるもの（人に好かれるには；第一印象が大切　ほか）
第２章　集団の中の「私」、個人での「私」（説得のテクニック；行列を作る同調行動　ほか）
第３章　「私」をごまかす「私」（思い込みは侮れない―プラシーボ効果；その「ドキドキ」は何のせい？　ほか）
第４章　社会の中の「私」と時代の変化（友達何人できるかな？―ダンバー数；他人の心を知るこころ　ほか）

著者等紹介

山口勧［ヤマグチススム］
１９５２年、東京生まれ。東京大学博士（社会学）。Ｐｒｅｓｉｄｅｎｔ，Ａｓｉａｎ，Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ　ｏｆ　Ｓｏｃｉａｌ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ（２００１‐２００３年）、日本グループ・ダイナミックス学会会長（２００５‐２００７年）、Ｐｒｅｓｉｄｅｎｔ，Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ　ｏｆ　Ａｐｐｌｉｅｄ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ（Ｄｉｖｉｓｉｏｎ　３）（２００６‐２０１０年）。現在、Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ　ｆｏｒ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｓｃｉｅｎｃｅ（米国）、Ｆｅｌｌｏｗ

森尾博昭［モリオヒロアキ］
関西大学総合情報学部教授。１９９３年大阪大学人間科学部卒業。２００２年フロリダ・アトランティック大学大学院心理学研究科修了。Ｐｈ．Ｄ．（Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ）。専門は社会心理学。インターネットも含めた幅広い文脈における対人相互作用が、個人の判断・態度にどのような影響を与えるかに関心を持つ。自己概念の複雑性を扱う論文において、日本グループ・ダイナミックス学会より学会賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[p.ntsk]

専門家による社会心理学全般の概論的な内容。一般読者を意識した内容になっているのでイラストや例えを使って分かりやすく説明されていると思います。個人的にはインターネットに関する考察をもっと詳しく読んでみたいなと思いました。

2013/10/10

[oimo]

メモ取りながら読まな頭から抜けてくな。もっかい読もう。

2013/11/23

[紅茶]

日常よく感じる出来事について、社会心理学での名称と、検証実験が載っています。 実験は、経験や思い込みが入らないように組まれていることがわかりやすく書かれていて面白かったです。

2012/02/01

[MasakiZACKY]

恩師が編著者である故に、発売日が最近とは言えども、読書メーターのトップバッターになれたのはうれしいのか虚しいのか。日常生活に役立つ社会心理学の知識を、個人や集団や社会といった様々な単位から紹介した一冊。複数の専門家が解説しているが、文章や順序などよく整理してあって読みやすい。一般向けながら、色々な用語や実験の紹介もあって軽い勉強にもお薦め。個人的には、第4章の「社会の中の「私」と時代の変化」が最も興味深く面白かった。この本を読めば、冷静に世の中を見つめられるようになるかも！？

2011/05/07

[卓球療法士K]

卓球で心理学が役に立つはず！

2020/07/04