内容説明
羊水感覚のようなキノコの絵と、画家のW氏と海彦、山彦がくりひろげる森のキノコの物語りは、大変な吸引力で僕らを妖精の世界へと誘う。
目次
日輪
アミガサタケ(編笠茸)
ハルシメジ(春湿地)
アイタケ(藍茸)
チチタケ(乳茸)
クロハツとヤグラタケ(黒初と櫓茸)
アンズタケ(杏子茸)
カラカサタケ(唐傘茸)
ケシロハツ(毛白初)
ササクレヒトヨタケ(ささくれ一夜茸)〔ほか〕
著者等紹介
渡辺隆次[ワタナベリュウジ]
1939年東京八王子に生まれる。武蔵野美術学校(現・武蔵野美大)卒業。東京学芸大学養護科修了。画家。無所属。77年から八ヶ岳山麓のアトリエで制作をつづけ、作品の発表はおもに個展。92年~99年まで武蔵野美大特別講師
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