内容説明
現代の日本社会において新型インフルエンザはどのように拡がっていくのでしょうか?それに対する対策はどの程度有効で、その費用はどれぐらいに見積もられるのでしょうか?こうした疑問に答えるのが「数理モデル」です。数理モデル駆使してコンピューター上でシミュレートされたパンデミック。その結果は、私たちに新たなる課題を投げかけてきました。
目次
第1章 新型インフルエンザとは
第2章 新型インフルエンザの拡大予測モデル
第3章 新型インフルエンザの拡大予測―国際的な拡がり
第4章 新型インフルエンザの拡大予測―国内での拡がり
第5章 新型インフルエンザへの対策―地域封鎖
第6章 新型インフルエンザへの対策―休校と外出自粛
第7章 新型インフルエンザへの対策―抗インフルエンザ剤
第8章 新型インフルエンザ対策の費用対効果
第9章 新型インフルエンザへの対策―早期探知
第10章 新型インフルエンザへの対策―その他
著者等紹介
大日康史[オオクサヤスシ]
国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官。1999年大阪大学社会経済研究所助教授。2003年より現職。経済学博士、医学博士
菅原民枝[スガワラタミエ]
国立感染症研究所感染症情報センター第一室(感染症対策計画室)研究員。2006年筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科修了。2007年より現職。博士(ヒューマンケア科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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