内容説明
正規表現を使いはじめてまだ日の浅い人のために、正規表現というシステムの“基本構造”と“重要な細部”を、スッキリ明快に把握し、理解。
目次
第0章 正規表現って、どうゆう意味?―それは言葉の規則性、パターンを表します
第1章 正規表現の部品を理解しよう―主役は文字指定と量指定
第2章 文字を指定する正規表現―具体的な文字と抽象的な指定
第3章 量を指定する正規表現―“満腹”と“腹八分”の違いが重要
第4章 位置を指定する正規表現―対象テキストの形や構造をつかむ
第5章 特殊な指定をする正規表現―便利な小道具の数々
第6章 正規表現を何のために使う?―検索と編集が二大目的
第7章 自作のプログラムから正規表現を使う―Javaでテキスト処理
第8章 正規表現アラカルト―いろいなテクニック紹介
著者等紹介
岩谷宏[イワタニヒロシ]
1942年京城市(韓国)生まれ。京都大学仏文科卒業。卒業後パンニュース社にて英文と仏文の翻訳業務に携わる。音楽雑誌「ロッキングオン」の創刊にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Matsui Kazuhiro
1
かなりしっかりした内容.基本はコマンドでの正規表現の使い方だが,最後の章のJavaプログラムを用いた正規表現の使い方が特に勉強になった.#702015/07/17
yumechi
0
わかりやすいといえばわかりやすいんだけど,初心者には敷居高くないかコレ,と思う部分は多かった.Editorなど環境の違いは自分で調べるしか無いなあ.結構長い(初心者にとって)正規表現を見て頭痛くなった.使用するEditorなどで正規表現をどんどん使って自分のスキルにするしかないだろう.正規表現でなんでもやろうとしない,という考えは納得した.パーサについてはどのようなものなのかわからないので,時間があるときに調べてみたい.2012/11/01
ryo511
0
正規表現を書いたことがない人にはオススメしない。本書で扱っているのは「正規表現一般の書き方」であって、特定の環境(プログラミング言語、エディタ等)での正規表現の利用方法ではない。初心者はまず、自分の親しんでいる環境で正規表現を利用する方法を学ぶ必要がある。/2冊目に読む正規表現の本としては、まあ良いかなという感じ。薄くて軽いのは良いのだが、写経すればそのまま動くサンプルが少ないのは、入門書としては欠点。A-2012/08/28
river125
0
良くも悪くも独特の世界を持つ岩谷氏の本。日常的に良く使うものの、ちゃんと勉強したことは無い正規表現について、まともに解説している。こんな本が、地元の図書館に入荷されるとは嬉しい驚きだ。 正規表現は、文字列の中から、特定の表現パターンに当てはまる部分を抽出するために使われる。「特定の表現パターン」を言い換えると「正規表現(=regular expression)」である。……
yama
0
★★★☆☆ 実際にどう書くかが乗っているので、初めてでもわかりやすかった2008/08/16