内容説明
使うほど手に馴染む、日本の台所道具。種類や用途、普段に生かす使いかた、旬の食材をおいしく食べるレシピが充実。
目次
木製まな板
包丁
自然素材小道具
竹ざる・竹かご
シュロのたわし
すり鉢
おろし具
ふきん・手ぬぐい
木製せいろ
曲げわっぱの弁当箱
飯台・巻きす
桐の米びつ
土鍋
おひつ
漆の重箱
鰹節削り箱
かめ・壷
七輪
鉄製フライパン
鉄瓶
土瓶
ほうろく
にほん暮らし考
著者等紹介
吉田揚子[ヨシダヨウコ]
文筆業を主体に活動。早稲田大学第一文学部卒。書籍プロデュースや各種メディアにおける記事企画、編集、執筆も行う
佐野絵里子[サノエリコ]
漫画家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichi
15
【図書館本】まな板、包丁、ふきん、手ぬぐい、曲げわっぱ弁当箱、土鍋、おひつ、漆の重箱、鉄のフライパン、鉄瓶などなど。古くから日本の台所で使用されている台所道具の使用方法や料理法が書かれている。職人さんの想いなども載っており、良いモノを長く使っていこう。と感じました。2014/08/16
え
13
これはという知識をノートに書き写しながら真剣に読み込んでしまった。面白いなぁ、日本の道具。2014/10/14
Ojika Mayumi
3
コレを読んでまげわっぱを買おう!と思ったのですが高くて困っています。 旅行に行く機会があったら勇気を振り絞って買ってしまいたいです。2012/10/14
Alice
3
ぎっくり腰になる前に読了した本。自分の家の台所を眺めながら本書を読み、生活を大切にすることについて、じっくりと考えてみました。簡単レシピも時短も、ラク家事もいいけれど、ちゃんと手順を踏んだ料理や家事を知っていてこそのもので、台所道具一つ一つが生活をいかに愛情こめて送っているかの証、バロメーターのように感じられます。2011/09/08
m.books
1
日本の台所道具の豊かさ、自然からの恵みを十分に生かしている様子が伝わってきました。道具の扱い方、手入れの仕方、実際に調理をする場面などが、豊富なイラストと共に紹介されています。絵で表現することで写真以上にそれぞれの道具ならではの質感が伝わってきて、その点がとてもよかったです。読みながら、台所道具を使いこなせるようになりたいなと思いました。2021/06/12