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内容説明
物静かな盲目の美女シェリーには、不思議な力があった―死者の手を握ると、その人が死ぬまでの18秒間が見えるのだ。その能力で数々の難事件を解決してきた彼女だったが、某女性被害者の手を握ったとき、自分の悪夢と酷似したイメージを読みとる。その衝撃に頭を悩ませるシェリー。一方、別の町で刑事課長として孤軍奮闘するケリーもまた、不可解な連続女性誘拐事件という難題に悩まされていた。一見まったく関係ないふたり。だが、いたずらな運命は、この女性たちをある凶悪な殺人鬼の元へ導こうとしていた。警察捜査の裏表を知り尽くした著者ならではの、リアルで人間味あふれる警察小説。最優秀新人賞ノミネート、スリラー・アワード最優秀新人賞ノミネート。
著者等紹介
シューマン,ジョージ・D.[シューマン,ジョージD.][Shuman,George D.]
アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。元警部補。ワシントンDCで20年間警察に勤務したベテラン。麻薬囮捜査官、特殊任務部隊、内務監査部を歴任して、警察を退官。ホテルの人材派遣の仕事を経てマサチューセッツ州ナンタケットに引っ越し、高級リゾート地の管理責任者などをしながら、小説の執筆をはじめる。豊富な警察知識を活かして書かれた『18秒の遺言』は、彼の処女作であり、発表されると同時にミステリー界で大いに注目された。その後もシェリー・ムーアをヒロインとしたシリーズ2作目が2007年に発表されるなど、積極的に執筆活動を行っている
上野元美[ウエノモトミ]
三重県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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