知りたい!サイエンス
クラゲのふしぎ―海を漂う奇妙な生態

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774128573
  • NDC分類 483.3
  • Cコード C3045

内容説明

クラゲの揺らめきを見るとなんだか気分が癒される。クラゲの傘の拍動は6億年もの間、止まることなく動いていた。イルカやクジラが波を切り魚やイカが忙しく泳ぎ回っていてもクラゲはいつでも同じ動き。海中で鮮やかな傘を広げてゆらり揺らめくクラゲ。その揺らぎには未知なる不思議が詰まっている。クラゲの神秘のベールをはいでみると…。

目次

1 クラゲの基礎知識
2 クラゲの一生
3 体・大きさ・形のふしぎ
4 色と光のふしぎ
5 感覚のふしぎ
6 毒のふしぎ
7 生息場所や期間のふしぎ
8 クラゲの超能力

著者等紹介

久保田信[クボタシン]
1952年愛媛県生まれ。京都大学フィールド科学教育研究センター海域ステーション瀬戸臨海実験所助教授。理学博士。腔腸動物、特に刺胞動物門ヒドロ虫綱の系統分類学を研究

上野俊士郎[ウエノシュンシロウ]
1949年佐賀市生まれ。(独)水産大学校教授。水産学博士。浮遊生物学専攻。水産庁大型クラゲ対策全国協議会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海星梨

8
タイトルに惹かれ借りてきたけど、表紙の感じとか、知らないノベルスだったりでイマイチなのではと思っていたけど、クラゲガチ勢による、色んな角度からのクラゲ入門書だった。読み直したいくらい笑 これ以上深めようと思ったら、論文読み漁るしかないのではという感じ。2023/07/10

かりこ

5
ヒトとはあまりに違う生き方をする生物である、クラゲ。その多様な生態が分かりやすく親しみやすく解説されている。多細胞動物の中で唯一不老不死であるベニクラゲと、自分でエサをとらなくても生きていけるタコクラゲの一種が衝撃的だった。彼らは、私の中の「生物や動物の常識」をことごとくぶち壊していった。クラゲとは、なんて不可解で魅力的な生命体なのだろう。2014/10/29

matsu

1
ちょっと前に、山形のクラゲで有名な水族館に行ってきた。一人で行ってきた。クラゲのふわん、ふわん、ふわわわん、と泳ぐ姿に癒された(*´ω`*) もしも人間以外に生まれ変われるなら、鳥か、クラゲか、同僚のIさん(ビッグフット)になりたい。帰りに、昂ったクラゲ愛のままにジュンク堂で本書を買う。2015/01/24

ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒

0
一番不思議なのはアンドンクラゲ。クラゲのくせにレンズや網膜があり、理論的に立体視が可能な眼を持っている。しかし、脳がないためどのように情報を処理しているか謎だという。2016/02/15

Bon Voyage

0
大学図書館にて目につき、なんとなく読んでみた本です。 昔からクラゲは不思議な生き物と思っていましたが、まさかプランクトンの一種だったとは驚きです。 研究もあまり進んでいない生物らしいので、これからどのような研究がされ、どんなことが分かっていくのかが楽しみです。2013/04/17

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