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内容説明
トルコに住むこと16年間。地中海、エーゲ海、黒海など海沿いの地方の家庭料理、高原の地方料理、旧帝都イスタンブルの宮廷料理など、多様性に富むトルコ食に親しんだ著者が、「食」の観点から論じるトルコ文化論。スープからデザートまで、日本で入手できる材料で作れるトルコ料理のレシピ14点も収録。
目次
第1章 トルコ料理はどこからきたのか―遊牧民の乳製品、ビザンチン帝国のワイン、オスマン帝国の宮廷料理
第2章 近代化の波とオスマン宮廷料理の変革―トマトが率いた料理革命
第3章 コーヒーに集う市民たちの嗜好と贅沢―コミュニケーションの場としてのカフヴェハネ
第4章 イスラムの年中行事を食べ尽くす―ラマザン、そして、バイラム
第5章 帝国は滅ぶともスイーツは滅びず―現代に生きる名菓たち
第6章 トルコ食文化の担い手たち―屋台の行商人から高級レストランのシェフまで
第7章 現代トルコ家庭の「いえごはん」―あるトルコ人女性の食生活史をみつめて
別章 トルコ人はどこからきて、どこに定着したのか―トルコ人の歴史と土地
著者等紹介
井藤聖子[イトウキヨコ]
1964年、兵庫県明石市に生まれる。武庫川女子大学文学部卒業、国立イスタンブル大学大学院博士課程修了、文学博士。国立エルジエス大学文理学部専任講師、イスタンブール補習授業校専任講師を経て、日本トルコ文化協会トルコ語講座講師、関西学院大学経済学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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