内容説明
40年以上にわたり美しい本を世に送り出し、震災後、23万冊が寄せられた「3.11絵本プロジェクトいわて」を立ち上げた編集者・末盛千枝子が絵本に託した希望のメッセージ。
目次
いま、読みたい絵本
「いのち」をめぐって―宮沢賢治を手がかりに 中村桂子さんと語る
父を語る―舟越保武の人と芸術 北川フラムさんとともに
母を語る―舟越道子という生き方
大編集者マーガレット・マッケルダリー
ゴフスタイン『あなたのひとり旅』出版にあたって―訳者・谷川俊太郎さんと語る
子どもという不思議
『人生に大切なことはすべて絵本から教わった』出版記念シンポジウム 末盛千枝子の仕事を語る―安野光雅さん、松浦弥太郎さんを迎えて
著者等紹介
末盛千枝子[スエモリチエコ]
1941年、彫刻家・舟越保武と道子の長女として東京に生まれる。4歳から10歳まで盛岡で過ごす。慶應義塾大学卒業後、絵本の出版社に入社。8年間、主に海外版の編集に携わる。「夢であいましょう」などの音楽番組で知られるNHKのディレクターと結婚、2児の母となるが、夫の突然死のあと、ジー・シー・プレスで絵本出版を手がける。最初に出版した本のうちの1冊、『あさ One morning』が1968年ボローニャ国際児童展グランプリを受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀絵本に選ばれる。1988年株式会社すえもりブックスを設立、代表となる。2002年から2006年まで、国際児童図書評議会(IBBY)の国際理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魂の叫び
あきこ
nobu
ふく
夏の雨