内容説明
軍事政権、ゲリラ、クーデター、内戦、隣国同士のサッカー戦争―人びとを翻弄する中米現代史を背景に、架空の名門一族が繰り広げる愛憎のドラマの行方は?もっとも注目を浴びるエル・サルバドル人作家の作品を初紹介。
著者等紹介
モヤ,オラシオ・カステジャーノス[モヤ,オラシオカステジャーノス][Moya,Horacio Castellanos]
1957‐。ホンジュラスの首都テグシガルパ生まれのエル・サルバドル人作家、ジャーナリスト。エル・サルバドル大学で文学を専攻。1979年カナダのトロントに亡命。コスタリカ滞在を経てメキシコに落ち着き、1991年までジャーナリズムなどの仕事をこなす。1988年最初の長編『ディアスポラ』により、セントロアメリカ大学の主催する国民小説賞受賞。1991年エル・サルバドルに戻るが、1997年『吐き気―サン・サルバドルのトマス・ベルンハルト』を発表した後脅迫電話を受けて再び亡命し、現在にいたる
寺尾隆吉[テラオリュウキチ]
1971年名古屋生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。メキシコのコレヒオ・デ・メヒコ大学院大学、コロンビアのカロ・イ・クエルボ研究所とアンデス大学、ベネズエラのロス・アンデス大学メリダ校など6年間にわたりラテンアメリカ各地で文学研究に従事。政治過程と文学創作の関係が中心テーマ。現在、フェリス女学院大学国際交流学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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