目次
朝鮮後期儒学知識人の西教認識と受容の特性―比較文化論の糧として
文化の自然法―文化倫理学へ向けての一試論
マリタンの文化哲学
人格的存在者(ペルソナ)
教育基本法の教育哲学
人間の尊厳と死刑制度
イコンとチャンス・イメージ―イコン論の反自然
人間と神化の問題―証聖者マクシモスにおける自然・本性のダイナミズムを巡って
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
6
「伝統的な存在論哲学者たちは、マリタンやジルソンを含め、二つの言葉を区別してきた。一つは「外面語」であり、他は「内面語」である。…繰り返し強調しなければならないことがある。それは、万人は誰も哲学によっては生きていないことである。洋の東西を問わず哲学的な天才達は幾人も出た。しかし所詮哲学者達は少数で、幾百億の人間達は、右に述べたような伝統的存在論哲学者達の言語哲学とすらかかわりなく、ひたすら「能動知性」を併せ含んだ「知性」の洞見的直知と…「概念知」とによって…言葉を語り、言語文化を生み出してきたのである」2022/07/04
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