内容説明
長寿の秘境アンデスのシャングリラの日常食・ヤーコン。日本でも富士の裾野、上九一色村で地元大学と農家の共同で無農薬栽培実現。生活習慣病の予防と治療はヤーコンを毎日食べることから始まる…。
目次
第1章 ヤーコンのふるさとに秘密あり―アンデス高地原産で二〇〇〇年を越す伝統をもつ機能性食物
第2章 ヤーコンの美容と健康づくりの魅力―世界のヘルシーフードの発展過程と市場の現況
第3章 “ヤーコンに魅せられた”研究家の航跡―二一世紀最高の健康機能性食品としてのヤーコンの研究現場からの報告
第4章 ヤーコンの体に効く食べ方TPO―シャキシャキ、パリパリの食感は日本人の食文化の原点か
第5章 ヤーコン栽培のコツ
第6章 ヤーコンの市場戦略と積極的商品化(加工)
第7章 欧州式ルーラルリゾート・「ヤーコンと酪農健康エコ・リゾート構想」の提案―ヤーコン栽培だから可能な“本物健康基地づくり”が出来る夢?
巻末付録 ヤーコン料理
著者等紹介
岩崎輝雄[イワサキテルオ]
1933年松江市生れ。健康評論家(教育学博士・北海道大学)。専門は予防医学・温泉保養地学・休養学。1957年明治大学法学部卒。同年(財)日本交通公社入社後、1974年日本健康開発財団に移籍・常務理事、1996年定年後(社)日本緑十字社常務理事(副理事長)現在同理事。1977年より東京大学大学院教育学科(修士委託研究員)及び、1998年より北海道大学大学院教育学科にて2年間研究後、同北海道大学大学院より教育学博士号取得。日本運動生理学会評議員、日本温泉気候物理医学会、日本生気象学会等各会員。厚生省、自治省、農林省関連各種検討委員を歴任、温泉健康づくり施設のクアハウスを企画指導。また森林の保健的利用として「森林浴」を企画普及し林野庁の要請で全国300の森でルート開発指導を実施した。1973年より厚生省の検討委員として百歳長寿者全数調査結果を検討したのを機会に以後20年間研究継続し、2002年5月日本温泉気候物理医学会誌に原著論文を発表した。世界の長寿村ビルカバンバで長寿を育てたヤーコンとの関連で、健康機能性食材として注目し現在に至っている
岩崎恵美子[イワサキエミコ]
1939年岡山市生れ。生涯学習研究所所長。専門は教育学、社会教育、コミュニケーション学。1962年お茶の水女子大学文教育学部卒業。同年三鷹市立三鷹第四中学校教諭。1981‐1987年日本交通公社女子学生会館ヘルスカウンセラー、1982‐1997年親業訓練一般・バート2講座、女性のための人間関係講座指導。特に親業訓練の他、親と子のコミュニケーションをテーマに、東京都足立区教育委員会、神奈川県川崎市多摩区教育委員会、千葉県市川市女性問題懇話会、長野県岡谷市教育委員会、など多くの社会教育現場で講演活動を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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