出版社内容情報
世界遺産「アウシュヴィッツ強制収容所」を紹介する。著者はポーランド国立アウシュヴィッツ・ミュージアム唯一の外国人公式ガイド。同博物館所蔵の65点に及ぶ貴重な写真をはじめ、総数214点の写真を収載して、巨大な大量殺人施設の全体像を1冊にまとめた。歴史地図や展示室の見取図など17点の図版とあわせ、紙上で博物館見学ができる。個人旅行者の手引書としても最適。若者に向けてアウシュヴィッツを語る、ユニークなガイド書。
アウシュヴィッツ博物館案内 もくじ
●プロローグ アウシュヴィッツとの出会い
●第1部 オシフィエンチムで
過去を見つめる目――アウシュヴィッツ博物館へようこそ
虐殺の対象となった人たちの今――ユダヤ民とロマ・シンティ(ザコパネの夏/万聖節の祈り)
【コラム】ユダヤ関連歴史概観
ポーランド人のジレンマ――「いじめっこ」と「いじめられっこ」
苦悩と勇気――アウシュヴィッツを生きぬいた人々
国際青少年交流の家――過去と未来の架け橋
歴史の認識――現在進行形の教科書問題
歴史の記録と清算――国民記憶院
未来への期待――アウシュヴィッツを守る人々
●第2部 写真で見るアウシュヴィッツ強制収容所
ポーランド国立アウシュヴィッツ・ミュージアム提供の、一九三九年から一九四五年にわたる歴史的写真61点で構成。
●第3部 在オシフィエンチム アウシュヴィッツ・ミュージアム
アウシュヴィッツ=ビルケナウ――オシフィエンチム国立博物館
地獄の入口――ここが強制収容所だ!
4号館・5号館――絶滅計画の展示
6号館・7号館――収容所内の生活
10号館――生体実
内容説明
世界遺産のアウシュヴィッツ強制収容所(ポーランド国立アウシュヴィッツ・ミュージアム)を、同博物館唯一の日本人公式ガイドが紹介。巨大な殺人システムはいかにして生まれ、どのように運営されたのか。人類の「負」の遺産を丸ごと1冊にまとめました。
目次
第1部 オシフィエンチムで(過去を見つめる目―アウシュヴィッツ博物館へようこそ;虐殺の対象となった人たちの今―ユダヤ民とロマ・シンティ;ポーランド人のジレンマ―「いじめっこ」と「いじめられっこ」 ほか)
第2部 写真で見るアウシュヴィッツ強制収容所
第3章 アウシュヴィッツ・ミュージアム(在オシフィエンチム―アウシュヴィッツ=ビルケナウ国立博物館;地獄の入口―ここが強制収容所だ!;4号館・5号館―絶滅計画の展示 ほか)
著者等紹介
中谷剛[ナカタニタケシ]
1966年兵庫県神戸市生まれ。1991年よりポーランドに居住し、1997年、ポーランド国立アウシュヴィッツ・ミュージアムの公式通訳の資格を取得。同ミュージアム唯一の外国人公式ガイド(嘱託)。通訳・翻訳家。オシフィエンチム市在住
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