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内容説明
やっぱり「京都歩き」は面白い。1200年の歴史を刻んだ「京の都」の姿が一目瞭然。日本人なら知っておきたい、日本の伝統文化のルーツ。
目次
1章 歴史にみる京の「都」(京都盆地と古代人―太古は湖だった盆地に京都人はいつから住み始めたか;丹後三大古墳の成り立ち―勢力を象徴する巨大な前方後円墳はいかに生まれたか ほか)
2章 地理で読み解く京都(左京区と右京区―なぜ東に左京区、西に右京区があるのか;京の通りの名―あねさんろっかくたこにしき…歌い継がれた通りの名前 ほか)
3章 京都の近現代を歩く(京都市の発展―大京都形成とともに市域拡大、人口も増加;映画の街「東洋のハリウッド」―日本映画発祥の地の栄枯盛衰 ほか)
4章 京の歳時と史蹟めぐり(祗園祭と山鉾巡行―疫病をもたらす怨霊の退散を願い鎮める祭礼;葵祭と時代祭―葵祭は上賀茂・下鴨神社、時代祭は平安神宮の祭礼 ほか)
著者等紹介
正井泰夫[マサイヤスオ]
立正大学名誉教授。1929年東京生まれ。1953年、東京文理科大学(現筑波大学)卒業。1960年、ミシガン州立大学大学院博士課程修了、博士(地理学)。1962年、東京文理科大学理学博士。お茶の水女子大学教授、筑波大学教授、立正大学教授を歴任。元日本国際地図学会会長。日本地理学会名誉会員。元日本地理教育学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
40
京都の地理ってタイトルだが主に歴史を取り扱っていてよくわかるようになっており京都人の私でも目からウロコだった。まさか野菜の話題まであるとは・・・これ一冊で十分京都のことを知ることが出来ると思う。2011/11/06
sibarin♪
27
生まれてこのかた京都にずーっと住んでるけれど、知らないことがてんこ盛り(笑)京都って太古は湖だったの?子どもの頃から知ってるあの石碑は本当に羅城門跡だったんだ。京都三大祭りの成り立ちはそうだったんだ。京都における日本初っていうのもあるんだと感心。聞きかじりで知ってたこともより深くわかって 面白かった。でも、京都に住んでて京都の地理がわかるからこその面白さなのかもしれないなぁ…うーむ。2015/11/06
烟々羅
17
京都在住の娘に贈るまえに読んだ、その3 私も9年住んでいたが、けっこう知らないものだ。 現代を解説した観光ガイドを3冊読むよりは、これ1冊読んだほうが理解が深まるだろう。 住んだことがあるから楽しいし、住んでいるひとには贈るが。京都を訪れる予定もないひとにはどーでもよい話だ。世田谷区と『代官屋敷と昭和信用金庫、世田谷線、歴代区長の姓』の関係くらいどーでもよい。たかが京都市史。日本史じゃない。東京の本屋で買えることのほうが本来はおかしい …信長が宿にしていた寺は本能寺のほかに多数あったらしいよ (小ネタ2013/10/20
HANA
8
歴史は有名な事件ばかりを扱って普通過ぎる印象であったが、京野菜の種類や産地、伝統産業や街道などは面白く読めた。明治維新以降の京都も、触れられている本は多くないのでこれまた面白い。それにしても昔住んでいたら地名等に思い入れが出来るなあ。京都の場合独特なので特にそう。2011/09/25
ルアット
6
学生のとき、京都市の千本通りの近くに住んでいたが、この通りが、平安京の朱雀大路にあたる場所だったとか、千本の怪しげな映画館がとても歴史のある映画館だったりとか、ほんとに歴史のある土地に住んでいたのだなと今更ながら、この本を読んで思った。京都のいろんな知っていそうで知らない一面を知ることができたし、いろんな思い出もよみがえってきて面白かった。2015/12/28
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