現代ロシア文学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784773420487
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C0098

出版社内容情報

最新のロシア文学は、どうなっているのか!?

ソ連崩壊からプーチン政権による強権体制、そしてウクライナ戦争。
激変する社会環境の中で作家たちは、ロシアに渦巻く声を代弁してきた。
最新のロシア文学案内から見えてくる、今を生きる作家たちのリアルな声を聞け!

目次


作家インタビュー 聞き手:奈倉有里
リュドミラ・ウリツカヤ
ドミトリー・ブィコフ

小説
オリガ・スラヴニコワ「チェレパノワ姉妹」岩本和久訳
クセニヤ・ブクシャ「ソスノヴァヤ・ポリャーナ アーシャ」松下隆志訳
ローラ・ベロイワン「コンデンス―濃縮闇―」高柳聡子訳
パーヴェル・ペッペルシテイン「アイボリット先生」岩本和久訳
ジャナール・セケルバエワ「Zシティのキマイラたち」高柳聡子訳
ロマン・センチン「よそ者」松下隆志訳
エヴゲーニー・ヴォドラスキン「四人のナース」松下隆志訳

論考
レフ・ダニールキン「クラッジ」笹山啓訳
ワレリヤ・プストヴァヤ「ディプティク」越野剛訳
越野剛「アレクシエーヴィチと現代ロシアのノンフィクション文学」
高柳聡子「ロシア現代文学における「女性文学」の系譜」
鴻野わか菜「ロシア現代アートと文学」

編集委員座談会
私の本棚――二一世紀のロシア文学

エッセイ
鈴木正美「現在のロシア詩」
宮風耕治「現代ロシアのSF」
桜井厚二「ロシア刑事探偵小説の諸様式 創成期から現代まで」
上田洋子「二一世紀ロシアにおける演劇」
梶山祐治「現代ロシアの映画と文学」

ロシア文学深読みキーワード集

関連年表

付録 現代ロシア文学人名地図/現代ロシア文学翻訳リスト

ポスト・ソヴィエト文学研究会[ポストソヴィエトブンガクケンキュウカイ]
著・文・その他/編集/翻訳


内容説明

最新のロシア文学は、どうなっているのか!?ソ連崩壊からプーチン政権による強権体制、そしてウクライナ戦争。激変する社会環境の中で作家たちは、ロシアに渦巻く声を代弁してきた。最新のロシア文学案内から見えてくる、今を生きる作家たちのリアルな声を聞け!

目次

序 現代の中に過去を、過去の中に現代を
作家インタビュー 聞き手:奈倉有里―リュドミラ・ウリツカヤ/ドミトリー・ブィコフ
小説・戯曲
論考 現代ロシア文学の諸相
編集委員座談会 私の本棚―二一世紀のロシア文学
エッセイ
ロシア文学深読みキーワード集
関連年表
付録 現代ロシア文学人名地図/現代ロシア文学翻訳リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

川越読書旅団

27
最新のロシア文学作品・作家を紹介する。ウリツカヤのインタビューやオリガ・スラヴニコワやパーヴェル・ペッペルシテインの作品を丸々収録。またロシア・ウクライナを中心にコーカサス地方の地図を掲載し、作家の出身国が一瞥できる資料も盛り込まれ利便性もあり。今のロシア(語圏)の作家を深く理解するにとてもよろしい入門書では。2023/07/02

kazi

20
最近通勤中に拝聴している文学系ポッドキャストで紹介されていた本です。ロシア文学というと19世紀~20世紀初頭のイメージが強いが、近年はどんな作品が出版されているのか気になって読んでみました。作家へのインタビュー、小説、論考、エッセイなどなど、バラエティーに富んだ内容になっており、プーチン政権以降のロシア文学界の雰囲気が伝わってくる良い本でした。特にお気に入りはポッドキャストでも紹介されていたオリガ・スラヴニコワさんの「チェレパノワ姉妹」かな。2023/07/04

Jessica

5
「所詮テクストしか残らない」と冒頭で語る作家。死んでも文書は残る、だからその為に書くのだというポジティブな捉え方でも、その逆にも捉えられますよね。 ロシアのウクライナ侵攻前からこの企画がなされ、惜しくもその最中に発行したという本書ですが、今回の件にしても、中高生の頃にロシア文学を読み続けた私としては何とも複雑な気分で、それは編者たちの丁寧な注意書きや文章からもにじみ出ていました。2022/11/03

lico

5
ウリツカヤ(言わずもがな)とブィコフ(『戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて』という非常に感動的なエッセイが日本語で読める)のインタビュー、短編6編、戯曲の抄訳1編、ロシア現代文学の論考、座談会、エッセイとかなり充実した内容となっている一冊。日本では90年代(アクーニン、ウリツカヤ、ペレーヴィン、ソローキン)以降のロシア文学の流れについてわかりやすく解説した本がほとんどないため、非常に画期的な入門書だと感じた。特にダニールキンの論考が年代順に作品と作風を丁寧に追っていてとてもよかった。2022/09/25

えっ

2
入門のタイトル通り、読み始めにあったら嬉しい基礎知識が沢山。現代露文学を紹介しようという気概。製作中にウクライナ侵攻が始まったとのこと、しっかり内容に盛り込んである。抄訳、インタビュー、評論、コラムと形式もジャンルもバランス良く載っていて楽しい。読んでみたい翻訳本がどっと増え嬉しい。特に気になったが邦訳無さそうなインフル病みのペトロフ家はAmazonで映画の配信があったので見るつもりだ。2023/08/30

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