菊地成孔の欧米休憩タイム

個数:

菊地成孔の欧米休憩タイム

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 528p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773405040
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

内容説明

近年のアジア諸国の映画批評に加え、長らく書籍化されなかった伝説の連載コラムを初収録!

目次

第1章 欧米休憩タイム―アルファヴェットを使わない国々の映画批評(カンヌ国際映画祭監督賞受賞作『黒衣の刺客』の“アンチポップ”な魅力;『ロマンス』に見た、エンタメと作家性の狭間―意外なエンディングが示すものとは?;日本のノワール映画は“エグいジャパンクール”『木屋町DARUMA』 ほか)
第2章 TSUTAYAをやっつけろ(大人は判ってくれない フランス映画『死刑台のエレベーター』と日本映画『死刑台のエレベーター』;下方倍音列的な名翻案 『ディーバ』から12年後の『FRIED DRAGON FISH』から更に16年後の日本とフランス;アメリカは反復する(似た顔の天使の下に) 『イヴの総て』と『エージェント・ゾーハン』 ほか)
第3章(『ひと夏のファンタジア』『今は正しくあの時は間違い』 ハン・トンヒョン×菊地成孔対談;ホン・サンス「次の朝は他人」/同一性障害という美;都市の同一性障害 第1回「新宿とパリ」 ほか)

著者等紹介

菊地成孔[キクチナルヨシ]
1963年生まれ。1985年にサックス奏者としてプロデビュー。ジャズ・ミュージシャンを軸足として、映像作品の音楽監督、大学の講師など多岐にわたって活動。同時に文筆家、コラムニスト、批評家など、言論界でも活躍する多作家。所属するバンドは「デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」及び「菊地成孔とペペトルメント・アスカラール」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

garth

15
「タランティーノが生んだ「秘宝」系という巨大マーケット」なんて見出しがあると読まないわけにはいかないわけで、で、菊地成孔氏の映画評論というのは、ぼくにはまったく存在しない視点を与えてくれるという意味では面白いので読んでしまうんだけど(たとえば「ヒッチコック」の章)、最終的には相容れないところで終わるんで、難しいね。2017/09/23

vaudou

13
二冊目の映画評論集にして志向はアジア(半分は韓国映画)へ。「シン・ゴジラ」と「君の名は」を日本のフェティッシュのAB面と表現する序文を皮切りに、日中韓のエンタメ大作から小規模ミニシアター系まで快刀乱麻、「門外漢として、低リテラシーを前提にする」姿勢で批評する。一転、第二章はゴダール、ヒッチコック映画のオーソリティならではの視/聴覚評を進める続「ユング~」の集中講義。かと思うとコリアンカルチャーに傾倒する興奮を書いた三章はより身体的な批評と硬軟自在。まるで大衆酒場と高級バーをハシゴするかの如き読後感が残る。2017/09/11

De PalmaX

4
主に日韓の映画の評論と両者の比較。日本映画はいずれ漫画のノベルティになるのか。そして成孔はそんなにSNSが嫌いなのか。古本屋に「アフロ・ディズニー」が2冊共あり、来週もまだあれば買う。なかったら、運命を受け入れる。なにがなにやら。2020/05/13

三鷹台のすずめ

3
くせになるこの文体。魅力的だ。韓国映画のおもしろさの理由が分からなかったけど、ノワールの魅力に酔いしれた。そうか政情が不安だから映画がおもしろいのか。日本は太平の安楽を貪っているのか。2018/06/18

n_kurita

2
一般的な映画評論家やライターとは視点というか、切り口が全く違うのが面白いと思った。あと語彙も違うし、本職ではないからなのか、ものすごく肩の力が抜けている印象を持ったし、そこがいい。もちろん評論家が書いたのも面白いけれど、どちらが良いとかでもなく、どっちも面白いなと。2020/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12145087
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品