内容説明
あなたにはあなたのできることがある。自然にかこまれた暮らしの中に生き、温かで広い心を持つおばあさん。繊細な心を持ち、生き方に悩んでいる青年。その二人の静かな交流を通し、急ぎすぎていたり、厳しすぎる毎日の暮らしから少し離れた、やさしい時間を取り戻せます。
著者等紹介
小原麻由美[コハラマユミ]
愛知県出身。保育士を経て児童文学の世界へ。『ごめんね!ダンスおばあちゃん』(国土社)でデビュー。『ロンとククノチの木』(PHP研究所)では第56回西日本読書感想画コンクール課題図書などに選定。『じいちゃんの森―森おやじは生きている』(PHP研究所)では第43回京都新聞お話を絵にするコンクール課題図書、第33回とっとり読書絵手紙感想文コンクール課題図書などに選定。児童文芸家協会会員
山中桃子[ヤマナカモモコ]
1977年生まれ。女子美術大学デザイン科卒。絵本、挿絵、ポスター、手ぬぐい、パッケージデザイン等。「現代演劇ポスターコレクション」1999年、2000年入選。『田んぼのいのち』『牧場のいのち』(共に、くもん出版)でそれぞれ第19回、第21回ブラスティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kor
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ハーブいっぱいの庭と朗らかなおばあさん。つくられる優しいじゃがいもの料理。 お腹と一緒に心も満たされて。やりたいことは見つかったよう。 おばあさんの一挙一動がかわいい(^-^)2024/07/20
kokotwin
1
人と人をつなげているのが、このレストランのおばあさんなのかなぁ。だから、若者はお金を持っていなかったけど、このレストランに入ったのかなぁ。2017/11/09
なかちゅう
1
主人公のおばあさんが、なんか黒柳徹子さんを彷彿とさせる。他人の評価に関係なく、その人の得意にすることをしていけばいい。こんなコミュニティーが実在したら、それは桃源郷だろうな、と思いながら読んだ。2015/06/30
EDX
0
おいしそうじゃなく感じたのは なんだったんだろうな。私の感性の問題だったかな………2016/04/11
みずうみ
0
お話としてありきたりに感じてしまった。絵は色合いが優しくて素敵。2015/08/07